スカイランタンは、伝承では三国時代に諸葛亮が平陽で司馬懿の軍に包囲された際、紙を貼った大型の籠を製作し外部に救援を要請したのが発祥とされるが、本当のところは定かではない。














 歴史学者のジョゼフ・ニーダムは、1241年にモンゴル人がポーランド・レグニツァにおける戦役で、通信手段として龍のような形の熱気球を使用した記録があると述べている。














天灯は主に竹で底部を形成し、その上に大型の紙袋を固定する構造となっている。













現在では底部は針金により製作されているが、熱せされた空気を逃さないよう底部から上部にかけて大きくなる紙袋の構造は、同一である。


底部は中間に油を浸した紙を固定し、その紙に染み込んだ油を燃焼させることにより、紙袋内の空気の加熱を行なう。












熱せられた紙袋内の空気は周囲の空気と比べ軽くなる。これが天灯が上昇する原理である。



約15分間のスカイランタンセレブレーションと花火は終わりました。……続く