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自閉症スペクトラム&境界知能と告知された

小学校普通級2年生の娘との日常を綴っています。

娘について







9月の学校訪問】の後の1ヶ月間は、担任から電話や連絡帳で困り事の報告は無く、10月の学校訪問が行われました。



①今回も落ち着いていた

授業中に大きい声で独り言を言わなくなった。


→9〜10月は運動会シーズンで最も心配していましたが、学校に慣れたおかげで落ち着いて過ごせたようです。



②周囲をよく見ていた

周囲をよく見て、自分がすべきことを考えて行動できていた。
(自習時間で何か作業していて、担任が教室に戻ってきた瞬間に作業をやめて本来の授業の準備をする。クラス全体で座席を動かす時に、休んでいる児童の座席も動かす。など)

→これも学校で経験を積んできて、次に起きることを予測できるようになったのだと思います。



③担任の指示レベルが上がった

今回は、町探検に向けて初回の授業だった。

グループ分けを発表する時、エクセルで作った表をプロジェクターで映しながらスクロールさせて、『自分が何グループで、誰と一緒なのか確認するように』と指示した。

そして、スクロールが終わると『しおりに自分のグループ番号と同じグループの人の名前を書いて』と指示した。

娘が『分からないよ〜』と困っていたら、近くの男子が確認して教えてくれた。

(娘の他にも分らなかった子は何人もいた)


→本当は、困ったら自分で解決できるのが理想ですが、ヒートアップせずに周りに助けてもらえているので、現時点ではこれで良いのかなと思います。



④グループ活動は良い距離感

グループは男子2人女子2人だった。

自然と男子の1人が仕切って、娘はその男子の意見に同意したり、もっと良いアイデアを思いついた時は自分の意見を言ったりした。

自己主張が強過ぎることもなく、何も意見を言わないこともなく、ちょうど良い距離感だった。


→入学前は、コミュニケーションに不安がある娘にとってグループ活動のハードルは高いと心配していたので、1年半でここまで成長したことに驚いています。



⑤その他(担任からの話)

・1学期はヒートアップした時に廊下で落ち着かせたこともあったが、2学期は無くなった。
・イレギュラーで崩れなくなった。
・国語では、登場人物の気持ちが分かるようになってきた。
・算数では、定規で直線を引くのが苦手だ。


→1年生の時は『廊下で落ち着かせた』という話を良く聞いていましたが、2年生になってからは一度も聞いておらず、今になって言われて驚きました。もっと早く教えて欲しかった…


あと、登場人物の気持ちが分かったのは国語の授業で何週間もかけて読み込んだからであって、初見の文章を理解できるのはまだまだ先になりそうです。



以上が今回の報告でした。

先月に続いてポジティブな報告が多かったので、安心しました。


しかし、11月は音楽会・遠足・町探検という行事ラッシュなので油断はできません。

引き続き、娘の状態に気を付けようと思います。