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自閉症スペクトラム&境界知能と告知された

6歳3ヶ月の娘との日常を綴っています。

(ほぼリアルタイムです)



ひとり歩き(1y2m)

発達障害グレーゾーンと告知(1y10m)

発語(2y1m)

二語文(3y0m)

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自閉症スペクトラムと診断(5y3m)

境界知能と告知(5y10m)

児童発達支援教室

CPLP 週1小集団+週1個別

LTLC 週1小集団



就学相談の流れは地域により異なります。

参考にする際は、ご注意願います。



①就学相談申し込み 


②面談[1](親からの聞き取り) 


③面談[2](子供の行動観察) 


(発達検査@療育センター )


④支援級見学@小学校

 ・教室や授業の様子 [アメンバー限定]


 ・確認したこと [アメンバー限定]


 ・率直な感想と希望進路について 


(発達検査結果報告@療育センター )


⑤面談[3](支援センターの見解)

 ・前回の行動観察の結果 


 ・幼稚園から聞き取りした内容 


 ・就学先について 


 ・今後の流れについて 


(就学時健康診断@小学校)

 ・小学校に問い合わせ 


 ・健診当日の様子 


(支援級担任に問い合わせ)


(幼稚園担任に確認)


⑥面談[4](判定結果を受けて)

就学支援委員会の判定結果の告知 


・私の思い

 <今回の記事>


・就学先の決定


・今後の流れ


先生と面談@小学校


4回目の就学相談にて、

就学支援委員会での判定結果が

『自閉症・情緒障害 特別支援学級』

となったことを告知され、

特別支援学級入級の申請書を渡されました。



ただし、この判定結果に強制力は無く、

最終的に保護者が就学先を判断します。



それから、現時点での私の思いを

就学相談の担当者に伝えました。


娘が普通級に進んでも大丈夫なのか、

段階的に考えてみました。


①普通級の教室にいられるのか?

感覚過敏や多動で教室にいられなければ

支援級での支援が必要だと思います。


娘は幼稚園入園当初は多動傾向があって

部屋から廊下に出てしまうことがありましたが、

次第に落ち着くようになって

30人クラスで3年間を過ごせました。


先日の就学時健康診断では

小学校の先生が引率する10人グループで

問題なく回れました。


したがって、30〜35人がいる普通級の教室で

過ごすこと自体は大丈夫と思われます。


②周囲に迷惑をかけないか?

年長1学期時点の困り事として

・先生の話に割り込んで話す

・色へのこだわりから癇癪を起こす

という2点がありました。


これらの行動は周囲への迷惑になるので

普通級へ進む場合の大きな問題でしたが、

年長2学期になり解決へ向かっています。


また、周囲への攻撃的な行動や

逆に周囲を怒らせるような行動は

これまで一度もありません。


幼稚園での交友関係も広がってきました。


娘の現状を見ると、断言はできませんが

周囲に迷惑をかけないという点も

おそらく大丈夫だと思われます。


なお、これらの『周囲に迷惑となる行動』は、

程度によっては先生や周囲の配慮次第では

普通級で過ごせることもあると思います。


③授業から得るものはあるか?

普通級の教室で迷惑をかけずに過ごせたとしても

授業を理解できないまま座っているだけでは

時間の無駄になってしまいます。


今の娘では先生の話を100%受け止められない

(理解できない、あるいは覚えられない)ので

先生や周囲の配慮が必要になります。


思うような配慮を受けられなかったり

配慮を受けても娘がついて行けない場合は、

支援級への転籍を考えなければなりません。


もし支援級の在籍人数が多くて

年度途中での転籍が難しい状況でしたら

最初から支援級に進む選択もあると思いますが、

娘の小学校では支援級の在籍人数が少なく

転籍せず一時的に支援級で過ごしたり

年度途中で転籍したりできる状況です。


この環境を考慮すれば、

最初は普通級で様子を見るという選択も

現実的なのではないかと思います。


④娘の自己肯定感

児童発達支援教室の責任者(児発管)や

就学相談の担当者から、

『普通級についていけなくて支援級へ転籍すると

 子供の自己肯定感が下がり、

 不登校へ繋がる場合がある。』

という話をされたことがあり、

確かにその可能性はあると思います。


しかし一方で、最初から支援級に進んでも

『何で自分はお友達がたくさんいる

 向こうの教室に行けないんだろう』

と考えて、必ず質問されるはずです。


そして、支援級がどんな所かを理解したら

自己肯定感が下がる可能性もあると思います。


親として娘の自己肯定感が下がらないように

最大限の努力はするつもりですが、

娘の気持ちがどうなるかは

その時にならないと分かりません。


つまり、小学校に入学する前から

『普通級に進んだら自己肯定感が・・・』

という心配はしないことにしました。


そして、最後に

『親としては普通級を考えています』

と締めくくりました。


(続きます)