いやいやいやいや…(-_-)② | 吉川市長・中原恵人(なかはらしげと)の「吉川ミーティング」

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いやいやいやいや…(-_-)②




その②「地方自治法の改正」


国と地方の関係は「上下・主従」ではなく、「対等・協力」と定められた「地方自治法」が改正され、


「大規模な災害や感染症が発生し、住民の生命や財産を守ることに重大な影響を及ぼす場合、市などの自治体に対して、国は必要な指示が出来る」となる。



この改正に対して、県や市、町村など、自治体の大きさなどの違いにより、首長の中にも様々な意見があるが、



私としては、吉川市のこれまでの水害やコロナ禍への対応・対策の経験から、「想定外の事態が発生した時、一番重要なのは、現場での素早い判断や決断。そして、その後の状況の変化に合わせて、柔軟に対応すること」と考えており、



「非常時の国の責任を明確化する」というお題目の下での「国の権限強化」よりも、「市が迅速に、柔軟に対応しようとする時、障害になるものを国がすぐに取り除く」「市の要望に国がすぐに対応する」という「地方の権限強化」こそが必要だと感じている。






「指示については必要最小限にする」「事前に自治体と協議する」ことなどが付け加えられてはいるけれど、地方分権の精神に逆行するのではないかと、一抹の不安を感じる。



こうした改正は、もっとじっくりと地方の状況を知り、地方の考えを聞き、まとめた上で行ってゆくべきだと思うが、この件に関しても、吉川市の市議会において、自民党の議員達は全く発言もしないし、行動もしてくれない……



市長や職員に限らず、学識や関係団体でも、


いやいやいやいや…(-_-)

と思っている人達たくさんいると思うよ……




中原恵人