カナダとメキシコもTPP参加方針→次に中国が来た日には? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

カナダとメキシコもTPP参加方針→次に中国が来た日には?

秘書です。

中国が先にTPPに参加することになったら?


カナダとメキシコも参加方針=TPP交渉、米側に伝達
(2011/11/14-10:16)時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&rel=j7&k=2011111400030

 【ホノルル時事】カナダのハーパー首相は13日、当地で行われたオバマ米大統領との会談で、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加意思を表明、関係国との協議に入る方針を伝えた。米ホワイトハウスが発表した。オバマ大統領はこれを歓迎、貿易自由化に向けてTPPが目指す高い水準を達成することが重要であるとの考えを伝えた。
 また、米通商代表部(USTR)のカーク代表は同日、声明を発表し、メキシコもTPP交渉への参加意思を表明したと明らかにし、「カナダ、メキシコ両国の関心を歓迎する」との見解を示した。
 日本に続き、カナダ、メキシコが参加方針を表明したことで、TPP交渉がアジア太平洋地域の自由貿易圏構築に及ぼす影響力が一段と強まることになる。



カナダ TPP参加意向を表明
11月14日 11時0分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111114/k10013941701000.html

日本がTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加に向けて関係国との協議に入る方針を表明したのに続いて、カナダがTPPに参加したい意向を正式に表明し、さらにメキシコもTPP参加に関心を示したことが明らかになり、TPPを主導するアメリカの意向を背景にTPPへの関心を見せる国が域内に拡大する様相を見せています。

カナダのハーパー首相は13日、アメリカのオバマ大統領と会談し、TPPに参加したい意向を正式に表明し、オバマ大統領はこれを歓迎しました。アメリカ政府は、日本に対してと同様、2国間の協議に入る準備を進める考えです。また、アメリカ通商代表部によりますと、メキシコもTPP参加への関心を伝えてきたということです。カナダとメキシコがTPPへの参加に向けて相次いで関心を表明したことについてホワイトハウスは「TPPが目指す野心的な取り組みへの関心が、アジア太平洋地域の各国の間で勢いをもって広がっていることを示すものだ」とコメントしています。外交筋によりますと、カナダ政府は以前からTPPへの参加を関係国に非公式に打診していましたが、木材や乳製品などの例外品目の扱いなどを巡ってアメリカなどとの間で折り合いがつかず、参加の意向表明ができずにいたのではないかということです。しかし、今回、アメリカは、TPPをアジア太平洋地域各国に拡大することに重きを置き、カナダの参加意向表明を容認したのではないかとみられています。


→カナダとメキシコの次に、中国が来るようなことがあれば・・・


中国、成熟国の自覚持ち通貨問題で責任ある行動を=米大統領
2011年 11月 14日 14:42 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-24152220111114

[ホノルル 13日 ロイター] オバマ米大統領は13日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の閉幕にあたり、中国は「成熟した(grown up)」国と自覚し、通貨・為替問題でより責任ある行動を取り始めるべきとの見解を示した。
 オバマ大統領は、中国について「2、30年前ならルール違反をしてもさほど問題にならず、深刻な影響ももたらさなかったが、今や彼らの役割はその時と違うということを理解する」必要があると指摘。

 「今や彼らは成熟(grown up)した。責任を持ってこのプロセスを対処することが必要になる」と述べた。

 米国としては中国の「平和的な台頭」を歓迎するものの、中国当局が自国が優位になるよう「制度を操作」するケースが余りにも頻繁との認識を示し、「われわれは中国が他国と同じ規則に従うべきとの見解を引き続き堅持していく」と語った。

 APEC会合中に胡錦濤中国国家主席と会談した大統領は「大方のエコノミストは人民元が20─25%過小評価されているとの見方を示している。それは、わが国の中国向け輸出がかなり割高で、中国からの輸入がかなり割安ということになる」と指摘。

 「米国からの圧力もあって、過去1年で若干の改善があったが十分ではない。、彼らが人民元を市場原理に基づき変動する制度に向けて進む時である」と述べた。

 そのうえで、胡国家主席をはじめとする中国指導部には一貫して、公平な競争環境であれば米国企業は競争を恐れないと伝えていると述べた。

 イランの核開発疑惑については「今後数週間かけて(中国、ロシアと)さらにどのような選択肢が可能か慎重に協議する」と発言。外交による解決が望ましいが「あらゆる選択肢を排除しない」と述べた。 

 米財政赤字の削減を目指す超党派の特別委員会に対しては「苦渋の決断で、やるべきことをしてほしい」と求めた。

*内容を追加して再送します。

中国が交渉に関与した国際協定であれば順守する=政府高官
2011年 11月 14日 14:39 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-24153620111114
 [ホノルル 13日 ロイター] 中国政府高官は13日、中国は、合意に向けた交渉に中国が関与した国際協定であれば順守するとの立場を示した。
 中国外務省の高官Pang Sen氏はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議後記者会見で「まずどの規則についてかを確認する必要がある。もしその規則が合意のもと共同で策定され、中国もそれに関与しているのであれば、中国は順守する。仮に規則が一国か、もしくは特定の複数の国によって決定されたのであれば、中国には順守する義務はない」と語った。