菅総理=新自由主義?:人事院勧告を超えた削減のこと? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

菅総理=新自由主義?:人事院勧告を超えた削減のこと?

秘書です。

確かに、菅さんは社民連時代の院内統一会派は「新自由クラブ・民主連合」に所属していたけど、菅さんが新自由主義的って?



■首相の政策は新自由主義的=社民党首
時事通信 9月8日(水)20時59分配信
 社民党の福島瑞穂党首は8日の記者会見で、菅直人首相が民主党代表選で掲げた政策について「新自由主義的な色彩が出てきている。小泉構造改革との決別を(社民党などと)合意してからまだ1年もたっておらず、問題だ」と批判した。 


菅さんの政策の新自由主義的なところはどこなんでしょう?

●「郵政改革法案については早期の成立を図ります。」

→しっかり郵政改悪の狼煙をあげてますよ。郵政改悪を支持する新自由主義者は存在しないでしょうね。

あえていえば、

●「国家公務員人件費の2割削減に向け、人事院勧告を超えた削減を目指すとともに・・・」

→これはおもしろい。よく覚えておきましょう。菅さんが勝ったら人勧を超えた削減!官公労のみなさん、訴訟をおこしてはいけませんよ!自治労、日教組出身の国会議員、地方議員のみなさんにしっかり人事院勧告を超えた削減してもらいましょう。地方も準拠しましょうね。

さらにいえば、

●政策の公約にはないけど、法人税率引き下げに意欲的?

→でも、小泉政権では法人税率引き下げをやってないんだこどなあ。(法人税率を引き下げなかった小泉政権が新自由主義なら、民主党政権が法人税率引き下げたらウルトラ新自由主義政権?)

そもそも、小泉政権で自分を新自由主義者といっている人は一人もいません。新自由主義とは政敵にレッテルをはるためのものです。守旧派!反動!などとおなじ、一種の思考停止用語のたぐいですね。