政府・民主党動向:いろいろなうごき | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

政府・民主党動向:いろいろなうごき

秘書です。
誰が、野党案を丸のみできるのでしょう?



■誰が首相でも、ねじれ変わらず…仙谷氏けん制
7月26日19時16分配信 読売新聞

 仙谷官房長官は26日、都内で講演し、今後の国会対応について、「誰が政権を担おうとも、(衆参の)ねじれは変わらない。政策論議を前提に合意形成を図っていく手法しかない。誰々だったら多数派形成(できる)とか連立できるとかいうが、野合と言われないように政策協議を通じて連携・連立・連合ができていく(ようにすべきだ)」と述べた。

 民主党代表選を控え、党内で菅首相に批判的な勢力から「首相続投ではねじれを解消できない」との指摘が出ていることを、けん制したものだ。

 仙谷氏は1998年の参院選後、与党だった自民党が野党案を丸のみして金融再生法を成立させた例を挙げ、「その気になれば与野党で新たな合意を生むことは難しくないし、できる」と強調し、政策ごとに各党と連携する部分連合の実現に自信を見せた。

■「財務省主導」反発広がる=輿石氏は説明要求―民主
7月26日20時24分配信 時事通信

 政府がまとめた2011年度予算の概算要求基準の原案に対し、民主党内では「財務省ペース」などと不満が広がった。年末の予算編成に向け、党側から歳出増の圧力が強まることも予想され、政府との綱引きが激しくなりそうだ。
 民主党は同基準で、成長分野に予算を重点配分する「特別枠」の規模を「2兆円」とするよう申し入れていたが、財務省が難色を示し、「1兆円を相当程度超える額」との表現に収まった。これについて、枝野幸男幹事長は記者会見で、「2兆円はしっかり確保できる」と、自信を示した。
 ただ、党内では、概算要求基準の内容について政府サイドが十分に説明しなかったこともあり、自公政権下と同様の「財務省主導の予算編成」(関係者)を警戒する向きが多い。笠浩史文部科学部門会議座長は、政策経費の一律1割削減が原案に明記されたことに触れ、「政治主導に反する。教育費は財政支出を増やさないといけない」と主張。ある中堅議員は「党で十分な議論ができなかった」と政府を批判した。
 政府は26日午後の民主党との首脳会議で、原案を説明したが、同党の輿石東参院議員会長は特別枠について、「使い道などを含めて、もっと説明をすべきだ」と注文を付けた。
 国民新党も反発している。同党幹部は概算要求基準原案について「全く説明を聞いていない。常識外れ」と怒りをあらわにした。 

■「形の上で政治主導」=予算編成、財務省主導認める―財務副大臣
7月26日21時3分配信 時事通信

 池田元久財務副大臣は26日の記者会見で、2011年度予算の概算要求基準に関し、各省庁への原案提示が予定していた先週末より遅れた理由について「形の上で政治主導を見せるというか、官邸、党の方もかんでいただいて丁寧にやったということだ」と述べた。菅内閣は予算編成に関し政治主導を強調しているが、実質的には財務省主導で進んでいることを認めた格好で、発言は党内外に波紋を広げそうだ。
 原案は政府・与党関係者が休日返上で調整し、同日午前に固まった。焦点となった成長分野に重点配分する特別枠をめぐり、民主党が強く要望した「2兆円規模」を明記するかどうかで調整が難航したが、池田副大臣は「本質的な部分で修正はなかった」と繰り返し、財務省が主張した「1兆円」案が土台になったとの見方を示した。 


いつの間にか、みんな官僚派か族議員になってしまいました、となりませんことを。