来年度実質1%台前半見通し説の中での経済よもやま話 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba
2009-12-09 22:28:47

来年度実質1%台前半見通し説の中での経済よもやま話

テーマ:秘書ひしょ
秘書です。7-9月期のGDPは年率換算で、実質成長率1.3%、名目成長率マイナス0.9%成長でした。それを前提にお読みください。

■実質成長率1%台前半で調整=対策効果で上方修正-来年度政府経済見通し
12月9日20時55分配信 時事通信
 内閣府は9日、2010年度政府経済見通しの策定作業に入った。物価変動の影響を除く実質経済成長率は1%台前半、物価下落の影響を反映した名目成長率は0.1%前後を軸に調整する。昨秋の「リーマン・ショック」に伴う景気の落ち込みにより、09年度は大幅なマイナス成長が避けられない情勢だが、10年度は3年ぶりのプラス成長を見込む。
 内閣府は、8日閣議決定した新たな経済対策(財政支出7兆2000億円)が10年度を中心に実質成長率を0.4%前後押し上げると想定。7月公表の試算では10年度の経済成長率について、実質0.6%、名目マイナス0.3%と見通していたが、中国経済の回復や国内生産の持ち直しなど最新の経済情勢も反映し、実質、名目とも上方修正する。
 ただ、政府経済見通しで示す10年度の消費者物価指数(CPI)は2年連続で前年度比マイナスが確実。有効なデフレ対策が講じられず、名目成長率がマイナスに落ち込んだ場合、税収は低調な09年度をさらに下回ることになる。 

(獅子16)ということは、実質成長率は7-9月期とほぼ同じということですね。成長戦略やったあとで、実質成長率は1%台半ばの現状維持?生活実感に近い名目成長率はマイナスからほぼゼロに戻すというだけ?(大塚副大臣は最近インタビューで実質成長率と名目成長率をほぼ同じにするといっていましたが)来年度の実質成長率の伸びが今年の7-9月期と同じという「成長戦略」って、どんななんでしょうね。


そんな「志の低い」来年度見通しが語られる中、下記は、わが事務所での「獅子16」と「経済卿」の、経済よもやま話です。

(獅子16)7-9月GDPは一次続報の前期比+1.2%から+0.3%(年率では+4.8%から1.3%)に下方修正されたけど、なんで?

(経済卿)最大の下方修正の要因は設備投資。設備投資が前期比+1.6%から△2.8%とプラスからマイナスに修正になっちゃった。設備投資だけでGDPの下方修正の約3分の2が説明できる。

(獅子16)今、足元の景気って、どうなってんの?

(経済卿)いまの景気は、麻生政権の経済対策と輸出の回復でリバウンド局面にある。設備投資にも下げ止まりの兆しがあったけど、今回の発表で、輸出回復⇒設備投資増の好循環は、まだ期待できないということが明らかになったね。

(獅子16)っていうか、民主党政権の円高指向で、輸出にブレーキがかかり、景気のけん引力を弱めているんじゃない?

(経済卿)たしかに、輸出企業の業績に打撃を与え、経営者は投資を先送りするリスクもある。

(獅子16)麻生政権の経済対策の効果は?

(経済卿)麻生政権の経済対策には息切れが見えています。民主党政権による補正見直しもあり、たとえば公共投資は前期比で1.6%も減少しています。エコポイントやエコカー減税の効果も薄れつつあるという説も出てきている。

(獅子16)デフレの原因の需要不足(GDPギャップは)35兆円といわれていたけど、改定でどうなるのかな?

(経済卿)今回の修正で40兆円程度あったことが再確認されるんじゃないかな。

(獅子16)ずばり、昨日発表された鳩山政権の経済対策の景気押し上げ効果は

(経済卿)「1.5兆円程度」しかないというのがエコノミストのコンセンサス。

(獅子16)それがほんとなら、デフレ克服は期待できないな。

(経済卿)2番底懸念は払拭されませんね。

中川秀直さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba芸能人・有名人ブログ

芸能ブログニュース