29日夜の政策ウォッチ(官ー党幹事長室ー官の陳情ルート他)(秘書ひしょ) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

29日夜の政策ウォッチ(官ー党幹事長室ー官の陳情ルート他)(秘書ひしょ)

■民主・岡山県連、自治体の陳情を一括受付 党本部の業務軽減
(10月29日20:22日経新聞)
 民主党岡山県連代表の津村啓介内閣府政務官は29日、国会内で記者会見し、同県内の自治体からの陳情を一括して受け付ける窓口の新設を発表した。受けた陳情は県連所属議員らが緊急性や優先順位により一定程度絞り込んだうえで、党幹事長室に提出。幹事長室が関係する省庁に申し入れる。来年度予算編成の本格化で党本部に陳情が殺到する事態を避けるとともに、自治体の首長や職員が上京して陳情する手間を省く狙いがある。
 津村氏は記者会見で「行政から行政の陳情はやめてもらいたい。非常に不毛な陳情合戦だと思っている」と語った。業界団体の対応窓口の設置も検討中とした。

(秘書の眼)「官ー官」の陳情が、「官ー民主党幹事長室ー官」の陳情になるようです。選挙を牛耳る幹事長室が地方自治体の陳情を一定に引き受ける。このことが選挙に与えるインプリケーション・・・、これが「新しい公共」??

■肝炎 患者支援法の制定求め、厚労相と面談 3団体代表ら
(10月29日20時27分配信 毎日新聞)
 国の肝炎対策の基本となる「肝炎患者支援法」の臨時国会での制定を求め、肝炎患者らが29日、長妻昭厚生労働相と初めて面談し協力を要請した。長妻氏は法制定の時期の明言は避けたが「皆さんと同じ思いで、実現するべく全力を尽くす」と述べ、鳩山由紀夫首相に法案上程を働き掛けていく意向を示した。

 面談したのは▽薬害肝炎訴訟原告団▽B型肝炎訴訟原告団▽日本肝臓病患者団体協議会--の3団体の代表ら約20人。薬害肝炎訴訟原告団の山口美智子代表は「与野党が賛同し、議員立法で提案されればすぐにでも成立する法案が、どうして上程されないのか納得できない」と話し、鳩山首相への同様の申し入れに長妻氏の同行を頼んだ。【清水健二】

(秘書の眼)自民党は議員立法に賛成。政府与党はなぜ?