「私は貝になりたい」(秘書ひしょ)
昨日、髪を切りました。
久しぶりに、短髪に。と思い店員さんに言った。
「坊主のようで坊主ではない感じにしてください。」
(この説明だけで分かってくれるかなぁ。と思ったが、さすがプロ。「分かりました」と、それ以上聞かれることはなかった。)
私は基本的には短髪で、高校時代は野球部に所属してたので坊主に抵抗はない。大学時代も好きで坊主にし
ていた。
「あなたは、いつ髪を切ってるの?」とか「髪を切りに行く必要ないじゃない」「髪伸びないね」と言われるほどです。
カットが始まるといつものごとくウトウトし始め、30分後目が覚めた時に鏡の前の私の髪は結構短くなっていまし
た。
「長さはいかがですか?」と店員さん。
「・・・・・・・・。(どうですか?っていったってもう切り終わってるじゃない)」
「いい長さですね・・・・。」と私。
スタイリストさんも様々で、お話が好きな人もいれば、そうでない人もいる。 どちらかと言えば、私自身が無口な
ほうなので後者のスタイリストの方が居心地がいい。
今回のスタイリストさんとは、この二言しか話すことはなかった。
支払いを済ませた後スタイリストさんが、外を眺め笑いながら私に話しかけてくれた。
「頭が寒そう・・・」
(なんだこの野郎!)
と思ったが、その怒りも帰り道のマジ寒さに、すぐ収まった。
家に帰り妻が私に、
「私は貝になりたい」の中居君みたい。」
と言ってくれた。
全く似てないので複雑な思いがしたが、その後私の後ろに回り後頭部を眺め「前より目立たないよ」
とも言っていた。 BY アルバトロス