歌合閉幕から一週間以上が経ちましたので、
少しだけ振り返ってます。

葵咲本紀を終えて、そのまま繋いできた歌合。

先ずは、全国9都市『歌合 乱舞狂乱 2019』にご来場いただいた皆様、色んな場所から声援を送ってくれた皆様もありがとうございました。


役としてはやる気ないのが売りでしたが、
どの公演でも沢山の声援やペンライトや団扇も振ってくれたりして、

それが本当に自分の力になっていました。


そして、演出の茅野さんをはじめとする
制作、スタッフの皆さん、キャストの皆も
これまで支えてくださった全ての人に感謝。







沢山向き合った。

沢山もがいた。

沢山見失って。

沢山笑った。


心がぐちゃぐちゃになることさえあった。


人生でいえば一年にも満たない時間なのに…
まるで人一人分の人生と寄り添った感じ。


そんな中君はどれだけの月日を見届けてきたんだろう?

どれだけの痛みを見てきたの?

ううん…受け止めてきたの?


どんなに寄り添っても、
どれだけ理解してあげたくても、

全ては受け止めきれなくて…



でも、それだけじゃない。


きっと沢山の優しさにも触れ、そこに幸せを見出した筈。


歴史を変えるものがいて
歴史を守るものがいて
そして、新たな歴史を紡ぐものがいる。


僕たちは刀剣男士として新たな歴史を紡げただろうか。


そうだといいな。




そして、歌合では他の部隊とも一つの本丸で過ごした。

とても優しくて、居心地のいいもので

日常に近い景色だったり、自分も知らなかった本丸での新たな一面だったり、
決して戦ってばかりではない、刀剣男士の日常がそこにはありました。


この先この本丸がどこに向かい
どのような道を進むのかは分からないけど、
この本丸で過ごした時間は

僕を通して見た明石国行にとって



温かいものでした。


そして、そんな温かな刻を一番望んでいたのかもしれません。


形に残らなくても心に刻まれる。


思い出。

長く鮮明に心に刻まれ残り続けるもの…


だけど時に、楽しかった思い出よりも
辛かった思い出がよみがえったりすることもあって…。


だから、人は…

人は


考えないようにするために、
それを消すために

また、楽しいものを見つけようとするのかもしれませんね。


無いものにする事なんて出来ないと分かっていても…


意味深な事を言ってると思うかもしれませんが、これはあくまで僕自身が明石国行を通して感じたもの。

自分としても、明石国行としても常に葛藤との隣り合わせでした。


役割が何なのか。
本心は何処にあるのか。

一人一人の心の中に本丸があるように
真実は一つじゃないのかもしれない。


けれど、その全ての瞬間に意味がある。


僕自身もまだ辿り着けていないのかもしれない。

だけど、

一つだけ今の自分にハッキリ言える事は


僕が歩んだ明石国行は


一日たりとも彼らを考えない日はありませんでした。







さてっ、、ここまでは僕の長めの独り言。



改めて、ミュージカル『刀剣乱舞』が繋げてくれた全ての人に感謝。

そして、刀剣乱舞に繋げてくれた全ての人にも。

心からありがとう。

自分一人じゃ辿り着けなかった場所も
そこから見る景色も

皆さんが居て初めて感じるものがある。


当たり前じゃない時間が

瞬間が

今は大きな宝物です。


終わってしまうのは寂しいけれど、


この胸いっぱいの幸せがあるから。



だから僕は

歴史を変えるんじゃなくて

皆さんと一緒に新たな歴史を作っていきたいと思います(^^)




またいつかどこかで

主はんに会えるその日まで


のんびり日向ぼっこでもして待ってますわ。


ほな、また。



P.S.
お手紙やプレゼント受け取りました。
いつも劇場に足を運んでくれるだけでも十分応援してもらっているのに、
こうやってお手紙やプレゼントからも沢山の気持ちを貰えて、僕は本当に幸せものです(^^)
大切にしますね!
僕も皆さんに元気を届けられるように、
これからも頑張っていくので
引き続き、付いて来てくださいね!