今日はエリカさんから、
サウジアラビアでのパフォーマンスの話を聞く。
興味深かったし、想像以上に大変だったんだなぁ。
外国で2か月。しかも中東。
文化も価値観も違う国での2か月。
エリカさんは様々な視野からの
「お試し」の出来事に、
真摯に向き合ってきたのだなぁ…
と頷いて聞いていた。
********
何かをしようと決めると、
決意とセットのようにやってくる
いわゆる「お試し」の出来事。
これでいいのか?本当にやるのか?
これでもやるのか?という
心意気を試される感覚になる。
時に“お試し”の出来事って
「何で私ばっかりこんなこと起こるねん…」って
挫けそうになったりすることも
ありますよね。
あ、ないですか?すみません私、ヘタレなんで
===========
例えば『古事記』に出てくるオオクニヌシのお話。
オオナムチが、スセリヒメとの結婚を
スセリヒメの父・スサノオに認めてもらうため
スサノオから4つの試練を与えられてしまうという…
ムカデやらシラミやらヘビやら火事やら…
散々な試練を乗り越えないと
スセリヒメとの結婚を認めてもらえない。
(ったくスサノオってば、
ヤンチャ弟から頑固オヤジへと…)
もう散々なオオナムチです。
だけど、いろんな存在やスセリヒメの助けを得て
このお試しを乗り越えたオオナムチは
スセリヒメとの結婚を認めてもらい
スサノオから「オオクニヌシ(大国主)」という
名誉なお名前までもらうわけです。
神話は人生の縮図。
だから私は神話が好きで、
古事記が好きで、
このお話を紙芝居で伝えたいのだと
改めて思ったのでした。
初めて神話に触れたときに、
「な~んだ、カミサマだって失敗するんや、
だったら人間の私が失敗したって
恥ずべき事じゃないやん」
と、自分の今までの
失敗や挫折を肯定することが出来た。
最近、人付き合いに於いて
大きな「お試し」があり、
自分の心の動きと向き合ってきた。
それに苦しいと思ったこともあるけれど…
「お試し」は、カミサマですら、味わうこと。
だから、
「お試しキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
くらいの気持ちでいればいいんだなぁ。
向上心を持つ方とお話すると、
話の中からこういった気づきがあるものですね。
エリカさん、ありがとう
さて。
今年の春分は出雲大社北島さんの
例祭で紙芝居という…ある意味、これもオタメシ。
私がコツコツ継続してきた「カミサマ紙芝居」を
出雲の神が坐すまさに大元の場所で
オオクニヌシ=カミサマに観て頂くのだから。
さ、今日は連日の編集作業で眠いので
ワタクシはもう寝ますむにゃむにゃ。