神話は人生の縮図~カミサマですら「お試し」されている~ | 紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

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鎌倉を拠点に全国で活動しています。
「古事記」「日本書紀」や仏様などをモチーフにしている、日本唯一の『カミサマ紙芝居師・ご当地紙芝居師。
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今日はエリカさんから、

サウジアラビアでのパフォーマンスの話を聞く。

 

興味深かったし、想像以上に大変だったんだなぁ。

 

外国で2か月。しかも中東。

文化も価値観も違う国での2か月。

 

エリカさんは様々な視野からの

「お試し」の出来事に、

真摯に向き合ってきたのだなぁ…

と頷いて聞いていた。

 

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何かをしようと決めると、

決意とセットのようにやってくる

いわゆる「お試し」の出来事。

 

これでいいのか?本当にやるのか?

これでもやるのか?という

心意気を試される感覚になる。

 

時に“お試し”の出来事って

「何で私ばっかりこんなこと起こるねん…」って

挫けそうになったりすることも

ありますよね。

 

あ、ないですか?すみません私、ヘタレなんで💦

 

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例えば『古事記』に出てくるオオクニヌシのお話。

 

オオナムチが、スセリヒメとの結婚を
スセリヒメの父・スサノオに認めてもらうため
スサノオから4つの試練を与えられてしまうという…

 

ムカデやらシラミやらヘビやら火事やら…

散々な試練を乗り越えないと

スセリヒメとの結婚を認めてもらえない。

(ったくスサノオってば、

ヤンチャ弟から頑固オヤジへと…😅

 

 

もう散々なオオナムチです。

 

だけど、いろんな存在やスセリヒメの助けを得て
このお試しを乗り越えたオオナムチは
スセリヒメとの結婚を認めてもらい
スサノオから「オオクニヌシ(大国主)」という
名誉なお名前までもらうわけです。

 

神話は人生の縮図。

 

だから私は神話が好きで、
古事記が好きで、
このお話を紙芝居で伝えたいのだと
改めて思ったのでした。

 

初めて神話に触れたときに、

 

「な~んだ、カミサマだって失敗するんや、
だったら人間の私が失敗したって
恥ずべき事じゃないやん」


と、自分の今までの
失敗や挫折を肯定することが出来た。

 

最近、人付き合いに於いて
大きな「お試し」があり、
自分の心の動きと向き合ってきた。


それに苦しいと思ったこともあるけれど…


「お試し」は、カミサマですら、味わうこと。


だから、

「お試しキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
くらいの気持ちでいればいいんだなぁ。

 

向上心を持つ方とお話すると、
話の中からこういった気づきがあるものですね。

エリカさん、ありがとう😊

 

さて。

今年の春分🌸は出雲大社北島さんの
例祭で紙芝居という…ある意味、これもオタメシ。

私がコツコツ継続してきた「カミサマ紙芝居」を
出雲の神が坐すまさに大元の場所で
オオクニヌシ=カミサマに観て頂くのだから。


さ、今日は連日の編集作業で眠いので
ワタクシはもう寝ますむにゃむにゃ。