早いものです。11年経ったのですね。
今日は、昨年、福島県浪江町にお邪魔した時に撮った、
福島県浪江町のオリジナル紙芝居を動画でご紹介します。
私は震災がきっかけで鎌倉に越してきました。
震災直後から被災地に赴き、延べ200回ほど、
東北被災地で紙芝居で復興応援活動をしてきました。
ここでは語りつくせないいろいろな思いが沸いてきます。
そんな中、移住先の鎌倉の仲間たちと共に
「3.11ALL鎌倉」という団体で、
東北の復興と鎌倉の防災を軸に
仲間と共に活動してきました。
その中で、毎年3月11日の週の日曜日に、
鎌倉市役所駐車場で大々的な復興&防災イベントを開催してきました。
「心をひとつに」
昨年が一旦の区切りでした。
コロナ禍で、イベントとして開催できなかったのですが、
私は、実行委員代表として、福島県浪江町から、
浪江の今をオンラインで中継しました。
その時、浪江町の紙芝居をお届けしたのです。
その映像を、YouTubeチャンネルでアップしました。
よかったら、ご覧ください。
福島県浪江町・くさ野神社のカミサマ。
通称:あんばさまのおはなしです。
ストーリーは、浪江町のおかあさま達との会話から生まれた
オリジナル。
浪江町のおかあさんたちとの共同制作だと思っています。
毎年、収穫や漁の時期には大漁・豊作を祈り踊るお祭りがあり、
地元の人たちに愛されてきたくさ野神社。
社殿ごと津波にのまれボロボロになりました。
(昨年実際のくさ野神社へ行った時の様子をInstagramにアップしていて、
アメブロと連携していたので、その記事もリブログしますね)
アメブロと連携していたので、その記事もリブログしますね)
↓
しかし、有志の手によって、神様の社殿が再建されたのです。
その小さな社殿から、今も、
浪江の人たちを見守る決意をするあんばさま。
泣きながら、創りました。
私の紙芝居作品の中でも
もっとも大切な作品のひとつです。
東北への想いを寄せて。
東北は、復興への希望の場所だと思っています。
津波にのまれた木の幹から、新たな命が芽生えている姿を撮った写真。
2011年の夏だったっけな。
岩手県山田町で撮りました。
空に手を伸ばしているように見えて、
泣けて泣けてたまらなかった。