8月11日“山の日”にちなんだ不思議ちゃん話。 | 紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

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鎌倉を拠点に全国で活動しています。
「古事記」「日本書紀」や仏様などをモチーフにしている、日本唯一の『カミサマ紙芝居師・ご当地紙芝居師。
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皆様、残暑お見舞い申し上げます。
今年の夏は、暑すぎて
外に出る気になれないですね。
だから、外に出るときは
キラキラな太陽や緑を味わっています。

今年は本当に太陽のエネルギーが強い!

そして夏の夕暮れとは思えない
鮮明な彩りの空。


空の境界線。

氏神さまにも挨拶。

緑がキラキラしてますね。


8月11日は、山の日です。
山の神様はオオヤマツミノカミ。
その娘が…
コノハナサクヤヒメ。

山の日ということで、
私が幼少の時に体験した
数少ない“不思議ちゃん話”をします。

山の日だなぁ…と物思い更けていたら
思い出しました。
そういえば、こんなことあってんなぁ。って。

まぁ、物語として聞いて(読んで)くださいね。


小学校の時、石川県羽咋市に、
日本で唯一車で走れる砂浜で有名な
「千里浜海岸(ちりはまかいがん)」で、
毎年海水浴に行っていました。

これがキレイな海岸で、
大好きだったの。
(近くに気多大社があるんだ…
今思うと恩恵受けたか?)

で。多分…
小学校中学年くらいだったと
思うんだけど…

今思うと、
あと数メートル沖に行ってたら
高い波に呑まれてたかもしれない、
という流れに乗ってたんです。

水深が浅くても、
水のうねりであっという間に
沖に流されるアレね。

私は、
「これ以上深くまでいくと危ないかも!」
って野生のカンが働いて、
急いで岸に向かって泳いだんです。

勿論必死だから
クロールで泳ぐわけですよ。

その時に、

海水から
「私は山から来ました」
って聞こえたんです。

「ええッ??何なん?
海やよここ、山って何なん?? 」

って思いながら必死に泳ぎました。

で、事なきを得たわけです。

今思うと…それって、
ひょっとして、
山の上流からの水が海に流れ出てて、
その水からの声だったのかな?!

わぁ~30年も前の事、
今になって思い出して
ゾクゾクしてますぅぅ~~~( ̄Д ̄;) 

そう。山のてっぺん・上流から
川として水が流れ、
海に運ばれる水の恵み。
その源は、山なんですよね。

そんな、海の声を聴いたことを
思い出しました。

やっぱり、ちょっとそんな声的なものが
聞こえてたんだねーわたし。

というおはなしでした。

明日は、箱根で紙芝居。
がんばりまーす