年上以上に尊敬する人たち | 紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

鎌倉を拠点に全国で活動しています。
「古事記」「日本書紀」や仏様などをモチーフにしている、日本唯一の『カミサマ紙芝居師・ご当地紙芝居師。
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29日の大船観音寺での紙芝居は、
午前は『千体仏法要祭』
午後は『平和祈願の法会』。
2回にわたり『平和』についての
紙芝居をさせていただきました。

千体仏供養は、
東日本大震災犠牲者への慰霊と
復興祈願にと始まった、
大船観音寺での「千体仏(自分自身で祈りを込めて彫った仏様)」奉納が1200体を超え、
3年にあたる29日に
供養と復興祈願の法要が執り行われ、
私はその後に、
自分の震災復興応援紙芝居活動でのエピソードを
紙芝居させてもらいました。

久しぶりに、この演目の紙芝居をして、
私自身、当時のことを思い出し、
涙をこらえて紙芝居。
観てくださった皆様も
泣いていた方が多く、
ビックリしつつ。

午後は、神奈川県立中央農業高校の生徒さん達と一緒に、
太平洋戦争の原爆に被爆された、
広島・長崎出身で県内にお住まいの
「原爆被爆者の会」のお二方の講話で
私はその前に、
平和についての紙芝居を。

平和と紙芝居が
どんな関係を持つのか、
まずは、その歴史を知ってもらったほうがよいかも?と思い、
『紙芝居師なっちゃんの【紙芝居の歴史・ただしざっくり】』を
まず口演。

紙芝居はもともと
大人の娯楽のものだったこと、
戦争により、
国策の紙芝居しか演じてはいけなかったこと、
敗戦後は、
「戦争はいけない、平和を守ろう」という
GHQによる紙芝居に変わったことを
お話して

『トビウオのぼうやはびょうきです』
という、太平洋戦争後の
水爆実験の童話を紙芝居しました。

高校生たちは
一生懸命聞いてくれた。
ありがたい。

とても素直な彼らのまなざしは、
私自身とても感銘を受けました。

今の高校生は、
ヘタな大人よりも、
よっぽど日本の将来を
見据えていると思う。

日本の将来を危惧しつつも、
自分に何が出来るかを考えている。

原爆被爆された方の講話も真剣。
質疑も的を射たものでした。
大人なら躊躇いそうな質問を
率直に訊いた高校生たちに、
お話された皆様も嬉しそうでした。
真っ直ぐな彼らに教えてもらった。

最近、年下の人の方が尊敬する。
東北でも、鎌倉でも。

この御縁に感謝です。
松樹さん、ありがとうございます

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