2015年(平成27年)3月21日に行われた宝塚本線のダイヤ改正によって平日朝ラッシュ時の10両編成の列車が5本に削減され、8000系の中で最後に増備された増結用の8040形が箕面線への転用改造を施し、2両編成2本を連結して同年6月に運用を開始した。
8040-8190+8041-8191 箕面~牧落
宝塚線には増結用の2両編成が8本在籍しているが、特急日生エクスプレスの増結運用が廃止された関係で5本に削減され、新設された通勤特急の10両運用が予備編成含む6本でまかなえるようになったため、余剰となった8040形2本に白羽の矢が立ったというわけ。
8040形は1997年(平成9年)に増備された形式で、同年に運行開始した特急日生エクスプレスの増結運用に充てられた。
この形式は8000系の車体と8200系の性能を織り交ぜた車両で、40番台に区別されている。
梅田には乗り入れなくなった8040編成だが、箕面線の“新車”として末長い活躍を期待したい。
8040形が支線に転用されたならば、8200系もその可能性あるか?