以前から、Team MBA with P( professor )を一つのビジネスモデルとしてJDMRIの内部に作ろうかと私は構想を練っていました。骨子となるTeam MBA自体は、私が大学院に入学と同時に構想していましたが、当時はまだ推進するだけの情熱を伴っていませんでした。昨今では、イノベーション促進の為に社外の人々との接点を増やす事を目的にしたオープイノベーションの「場」を作る風潮が高まっていますが、「Team MBA with P」は、「Place(場)」に集う事を目的にするのではなく実際にチームで仕事を請負い活動するという「Doing(実行)」に重きを置いています。MBAスキルを共通項としつつも、背景の異なる様々なメンバーが集う事で個の総和を超えた、これまでにない新たな性質を提供可能な創発的集団を目指し、様々な企業にとってイノベーディブな起点となる事を目標とします。

 

 

具体的には、私が編成するTEAMでは、哲学を重視します!!

TEAMとしてのMVV( Mission、Vision、Value )は何なのか?

あなた自身のMVVは何なのか?という問いをあなたに求めます!!

 

Mission

Why do we exist? 

何のために存在するのか?

 

Vision

What kind of future do we want to create? 

どのような未来を創造したいのか?

 

Value

What values and beliefs do we hold dear?  

どのような価値観や思いを大切にしているのか?

 

MVVという軸を共有出来る事を参加条件にし、組織のMVVから個人のレベルへのMVVへ反映させ行動しますから、基本的には業務を依頼してくださった企業と同じMVVを持つこととなり、トップマネジメントたちのブレーン集団になります。

 

スキルベースでは、基本はMBA同等レベル以上とします。ですが、必ずしもMBAを持っている必要はありません。これからMBAを取得しようとしている意欲の高い人も参加可能です。MBAスキルに掛け算が出来るスキルを持っている人が好ましいと言えます。イメージとしては、Wマスターのような人です。念の為の補足をしておきますが、そのレベルのスキルがあるならば大学が認めるマスターは必要ありません。私の情熱はマスター以上だという基準でも構いません。現場経験の積み重ねでマスターレベルになっている人の方が役に立ちます。学歴否定派の私がなぜMBAレベルを重視するのかといいますと、私自身の経験によるところが大きいと言えます。MBAレベルとは、第二ビジネス語みたいなもので、トップマネジメント層たちの殆どが保有していますので、会話やコミュニケーションといった意思疎通を円滑に行う手段の一つであるとも言えます。例えば、先述したMVVにしても、MVVに関して長々と説明や補足などをせずとも、「MVV」という3文字だけで直ぐに何を意図しているのか相手に伝わります。

 

加えて、私は100点満点のテストで500点がとれる人を求めます。私は基本的には、思考力をなくすことを目的に作られた偏差値教育で行われている平均点重視の横並び思考を好みません。私は加点はしますが、減点をしません。平均点重視の人は、私の採点方法では加点されず0点のままになることも多くあります。逆に、失敗するかもしれないが大きく成功するかもしれないというチャレンジングな行動を積極的にできる人は、点数が高くなる可能性があります。100点満点のテストで100点以上の結果も出せる訳です。但し、100点満点のテストで500点が取れる人の中には「考え方」を養うことを怠ってしまい、「相手の立場で考える力」が欠落する人も時折います。そんな人は、500点を取れても、-500点ですので私のTEAMには不要な存在です。



上記は、私がTEAMのリーダーになった場合であり、このようなTEAM編成を、依頼されたプロジェクト毎に最適なリーダーを選出した上で、リーダーたちに行って貰おうと考えています。

 


中には、複数のTEAMを兼務する人も出てくるかもしれません。更には、ご自身の会社の業務や大学の研究と兼務する人もいるかもしれません。そんな多様性ある活動が「Team MBA with P」です。






中山兮智是(なかやま・ともゆき) / nakayanさん 
1978年東京都生まれ。建築設計事務所にてデザインの基礎を学んだ後、05年からフリーランスデザイナーとして活動。大学には行かず16年大学院にてMBA取得。これまでに100社以上での実務経験を持つ。
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