最初は、10個の種から蓮を芽吹かせようとしましたが、すべて失敗しました。芽吹きはしたのですが、原産地がインドの蓮には我が家が寒すぎて発芽した芽が黒く枯れてしまいました。
 再度10個の種を買ってチャレンジしたら、3個の種が順調に育ってくれました。そして今は、写真の様に葉が植木鉢を埋めつくす様に茂ってくれました。でも、花芽が見えません。
 
 そういえば、タチアオイを育てた時。春に種をまき、芽も出てある程度育ったのですが、花が咲きませんでした。ア~ァッと思いながらそのまま冬越しさせたら、真冬にも葉っぱを散らす事なく冬を越して、あれよあれよと2mくらいに育ち、日当たりの良いところでは6月下旬に花を咲かせました。
 蓮の花も大きな花です。種から芽吹いた1年目は花を咲かせる体力がないのかもしれません。大切に冬越しさせれば、たぶん来年は花が咲くと思います。
 
 でも、私の第一の目的は「植木鉢の水が無くなっても鉢の土が湿っていれば枯れないだろう」の実験でした。それは、鉢に蚊が卵を産んでボウフラがわいても、24時間ぐらい水切れさせればボウフラは死ぬだろうという実験でした。
 なぜそう考えたかというと、稲も熱帯の草で、成長期は雨季の水だらけの中で育ち、実りの時期は乾季なのです。多分、蓮にもそんな雨季乾季の法則が適用できるかもしれないとの思いでした。
 私の実験から、植木鉢の水が24時間くらい切れても土が湿っていれば蓮は枯れないという事です。これで蓮をベランダで育てる事ができる可能性があるのです。
 
 ただ、蓮は種類の違う蓮を1つの鉢で育てると、お互いに相手の成長を妨害するそうです。私の鉢には3個の種類の判らない種を芽吹かせました。そのために花芽が育たないのかもしれません。来年は1鉢1個の種で試してみます。