私が中学生・高校生の歴史(高校では日本史)の授業は

必ず「縄文時代と弥生時代」から始まり

特に「縄文式土器と弥生式土器の縄目の違い」について

詳しく学んだ。

 

中学生の時に既に

「縄目が縦方向だろうが横方向だろうがどうでもいいんじゃない?

そんな事より、もっと大切なのは近現代史」と思っていたが

テストには「縄文式土器と弥生式土器の違い」についての記述問題が出た。

 

高校でも日本史で「縄文式土器と弥生式土器」の違いについて授業があって

うんざりした。

果たして、テストに「縄文式土器と・・・」と

かつて数年前の中学2年時のテストと同じ問題が出た。

テスト中に「また出た~!こんな違い、どうでもいいだろ!」と

思いながらテストを受けている生徒の歴史の成績がどうかは

言うまでもない。

 

考古学者の方には悪いが

私達の人生で、縄文式土器と弥生式土器の縄目が縦方向か横方向かを

社会人になってから度々考えた人ってどれだけいます?

縄目がどっち方向でも

私の人生になんら影響も変化も無い。

こういう、どうでもいいことに時間をかけるから

近現代史は「読んでおいて下さい」になるんだよ!

と、今でもあの低レベルな授業の記憶が残っている。

 

私にとっては今でも、土器の縄目方向よりも

近現代史の方が重要である。