ビタミン・ケトン療法(VKT)の成否を握るカギは?!VKTを成功へ導く7箇条。 | 医師水野のアメブロ

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糖質オフ、インスリンオフ、湿潤療法、ビタミン・ケトン療法、癌治療についてなどなど。


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今回は

ビタミン・ケトン療法

の成否を握る

カギ

について。

 

 

これがきちんとできるか、で

治療効果も大きく変わってきます。

 

 

 

これは、

VKT治療のポイントでもあります。

 

 

即興で7箇条とか作ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

以下、

VKTの七か条

です。

 

 

 

 

 

1.鉄を満たす

フェリチンは炎症や肝障害などの分を

引き算して100以上あるか?(男性では150以上)

 

鉄不足は癌を招きます。

 

また、フェリチン(貯蔵鉄)は、

炎症は肝障害などで上がります。

それを差し引いて評価します。

 

鉄不足は癌治療においても、

本当に良くありません。

できるだけ、速やかな改善が望まれます。

 

https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12236596382.html

 

鉄は、増えにくい方で

1日300mgまで増やす事があります。

 

 

比較的安全な「トラネキサム酸」という止血剤の内服を

併用する事もあります。

 

 

鉄を増やすと

月経出血がひどくなる方は

ピルも検討します。

 

 

子宮筋腫は

断糖と

ビタミンAやEで

縮小する事があります。

 

 

 

 

 

2.高ケトンを維持

 

ケトン体は常に1000以上あるか?

 

起床時や、食後1〜2時間で

ケトン体は驚くほど下がります。

 

この、下がりやすい時間帯でさえも

1000以上(総ケトン体でもβ-ヒドロキシ酪酸でも)

をキープできていれば、

常に癌の増殖を抑えられます。

 

逆に1000以下になっている時間帯があるなら

その場合は、癌の増殖を許してしまうかもしれません。

 

 

ケトン体が上がりにくく、

血糖値が上昇しやすい場合は、

SGLT2阻害薬

メトホルミン

などを併用する場合も。

 

SGLT2阻害薬は

痩せ気味なら、スーグラ(25)1Tを毎日か隔日が最小量。

 

肥満なら、リバウンドのないカナグル。

 

肝障害、腎障害があるなら、安全性の高いルセフィ。

 

 

メトホルミンは

とにかく副作用が多いので

食思不振・下痢などが出現したら

即減量または即中止。

躊躇せずに、減らすか、やめる。

 

 

 

 

 

3.高濃度ビタミンC点滴

 

高濃度ビタミンC点滴は100gをできているか?

 

 

 

断糖していても、できれば多い量の方が効きます。

 

 

断糖しているつもりでも、

糖質を摂取している場合は

12時間程度、食事を摂らずに点滴すると

高濃度ビタミンC点滴の効きが良いかもしれない

という話もあります。

 

 

さらに、

ピシバニール0.5KEの

「皮内」注射も併用すると

抗腫瘍効果が高まるかもしれません(週1回程度)

 

(※癌に対するピシバニール皮内注射は新井圭輔先生考案。)

 

 

ちなみに、

ビタミン・ケトン療法(VKT)は、

高濃度ビタミンC点滴のみを指す言葉ではありません。

 

 

それも含めて、

ビタミン・ミネラルと

高ケトン(断糖)

で治療する事、全般を意味します。

 

なので、高濃度ビタミンC点滴をしていなくても、

高ケトンでビタミン・ミネラルがとれていれば

ビタミン・ケトン療法ができている事になります。

 

 

高濃度ビタミンC点滴は

ビタミン・ケトン療法で

最も強力な「攻め手」の主力です。

 

しかし、高濃度ビタミンC点滴は効果が

1時間程度と大変短いので、

これだけでは1時間後に癌が再度増えてきます。

 

なので、断糖や、ビタミン・ミネラル

あって初めて活きてきます。

 

逆にゆっくり治療するなら、

高濃度ビタミンC点滴は不要です。

 

 

 

つまり、

高濃度ビタミンC点滴が

なくても

ビタミン・ケトン療法です。

 

 

 

高濃度ビタミンC点滴は、

むしろ「オマケ」です。

 

 

ここは勘違いして欲しくない点です。

 

 

 

毎日の高ケトン・断糖と、

ビタミン・ミネラル摂取の方が

はるかに重要です。

 

 

そちらの方こそが、

ビタミン・ケトン療法の要(カナメ)です。

 

 

ビタミン・ケトン療法は

単なる対症療法ではなく、

栄養・代謝・ミトコンドリア活性などの

基礎・根本から立て直しを図ります。

 

 

 

 

 

4.炎症反応

 

炎症反応は上がっていないか?

 

 

 

もしも、炎症反応が上がってくる場合は

「攻め」のVKTではなく、

「守り」のVKTに変える必要があります。

 

具体的には高濃度ビタミンC点滴を減らしたり

ピシバニールを中止したります。

 

痩せていく場合は

プリモボラン・デポーを筋注します。

 

 

 

 

5.各種内服

 

各種ビタミンは内服しているか?

 

 

 

ビタミンはB1のベンフォチアミンが最重要。

 

 

B1は、他のBと併用・上乗せして飲むと

乳酸を減らす事ができます。

 

 

各種ABCDEのビタミンや、

セレン、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルも重要。

 

 

 

目安は1日量で、

 

A: 2万5千単位

B1:ベンフォチアミン100mgx3

B50:2〜6Cap

C:10〜20g、粉末を水の溶かして内服

D:5000IU

E:1600〜3200IU

セレン:200mcg

亜鉛・マグネシウムは適宜。

 

 

セレンはミネラルの中でも

かなり重要です。

充分量の摂取が望まれるミネラルです。

(1日100~200mcg)

 

https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12241573662.html

 

 

さらに必要に応じて

アスタキサンチン

L-カルニチン

など。

 

 

処方薬は

リバオール

セレコックス

なども抗腫瘍効果があるかもしれません。

 

 

 

 

6.ビタミンC内服

 

特にビタミンCは点滴だけでなく、

経口摂取もできているか?

 

点滴は短時間しか効果がありません。

 

その他の時間は、経口のビタミンCでカバーします。

 

 

このあたりがVKTの成否を分けるカギです。

 

 

 

 

 

そして、

 

7.最後に

 

「栄養は

全てが足りていて

初めて意味がある」

 

コレです。

 

 

以上、VKTのカギでした。

 

 

 

 

 

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