彼女の1日は、着替えから始まり

彼女の1日は、着替えで終わる。


当たり前のようだけれど

私にとって当たり前でない。


彼女にとってもそうだろう。


人にすべてをしてもらう


人にすべてをみせている


いつも思う。


何を望み

何を見て

何を考え

何を感じているのだろう。。。と


口を聞くわけでもなく

好きなことをするわけでもなく


ただ時を過ごす



そんな毎日から

学んだことはたくさんある


ただ、今分かったことは


何もしなくても

何も出来なくても

何も望まなくても


ただそこにいるだけでいい


ただ今の自分でいるだけでいい


何かをしようとするのでなく

何かをするのでなく


そこにいるだけで

自分としているだけで



彼女との時はそう長くはないだろう


お別れは明日かもしれない

でも、その時まで


みんながみんな

ただあるがままの自分でいてくれたら


それでいいのかもしれない


それが彼女が生きていた

証なのかもしれない