法定福利費と福利厚生費

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先日、「福利厚生費」ってどういう支出ですか?と質問されました。

私が答えた内容はというと、



◎会社が社員全員を対象に行う間接的な給付

◎全額、税務上のDeduction可能

◎全員に給付がいきわたらない場合には,給付を受けた人への給与課税、或いは交際費扱いとなる

等等等・・・



「では法定福利とは?」

との質問には

法定福利とは、日本で言うなら厚生年金や健康保険のことで、アメリカでいうとするとPayroll Taxでしょうか・・と結構あいまいな返事をしてしまいました。


雰囲気とか感覚で覚えたものは、頭では分かっているつもりでも、いざ人に説明するとなると如何にそれが曖昧な知識であったかがよくわかります。言葉にしたり文字にする事で頭の中が整理できるもの又本当です。



日本で経理をしていた頃は勘定の設定にとても気を遣っていました。
給与賃金や旅費交通費、通信費は全て社内(社員)発生費用である。

社員への慶弔費は福利厚生費だけれど、外部への慶弔費は交際費。

接待時に支払ったタクシー代もまた接待交際費。。。。。

1人あたり3000円を超える飲食費は交際費。




会計事務所で働くようになった今、思うことは

税務上、影響のある項目以外は会社の管理し易いように記録していけばよい。

とうことです。これは常日頃から所長が口にされる「Bookは会社のもの」という表現に良く現れています。



例えば、「通信費」となる勘定科目を「T-mobile鈴木社員使用分」とか・・・
要は内部管理に使用する限りは使用する人が分かりやすくする事が重要なのです。
それともう一つ大切なのは、
 ①会社の売上に関する直接的な費用 
 ②会社の運営に必要な一般的な費用
 ③その他の費用
を分けることでしょうか。



勿論、会社である限り年に1回税務申告が必要となります。
従って、税務調整の必要な項目、例えばEntertainment Expense、Depreciation Expense、Gift等についてはちょっと気を使って記録していただけると税務申告書を作成する我々としてはとても助かります。

以下は冒頭に書いた「福利厚生費」「法廷福利費」の定義です。
(Websiteで分かりやすくかかれているPageを検索しました)
注)日本での定義です。アメリカでどのように定義づけられているかはまた調べておきます。
法定福利費とは、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、労災保険料、児童手当拠出金のうち企業負担分を言います。
これに対し、法定外福利費には、医療保健に関する費用、食事に関する費用、文化・体育・娯楽に関する費用・私的保険制度への拠出金、労災付加給付の費用、慶弔見舞金の費用等があります。


法定福利費と法定外福利費を合わせて福利厚生費と呼びます。

ちなみに上記で述べられている法廷外福利費というのが俗に言う福利厚生費です。

おわり