リセットボタンを押したって、今の僕がもう一度始まるわけじゃない
始まるのは次の僕
セーブ地点に戻っても、今の僕がいるわけじゃない
そこにいるのはあの頃の僕

だから、上書きしていくんだ
あの時に戻りたいと思っても、戻れないように
僕のひとつひとつを積み重ねるために
セーブデータは1つだけ

積み重ねた『僕』を後悔したって、セーブデータは1つだけ
だったら、後悔した『僕』を上回るくらいの、納得のいく『僕』を積み重ねよう
積み重ねようと足掻いてみよう
それがどれだけ難しいことでも

僕だけの【HAPPY END】のデータを保存するために
僕のセーブデータは1つだけ


 End



***

ハンゲのサークルにうpしたもの