

夏至の日である6月21日(土)に全国でおこなわれている「100万人のキャ
ンドルナイト」。栄では、もちの木広場で2400個のキャンドルが灯され、
ライブやトークショーイベントがおこなわれるとともに、午後8時にはテレビ
塔のライトアップが消灯されイベントを盛り上げました。
このイベントは、名古屋市環境局の呼びかけのもと、名古屋市内の11大学
14キャンパスが参加した学生さん主体のものです。あいにくの雨模様の天候
のためろうそくは蓋付のものが使用されていますが、「デンキを消してスロー
な夜を」という合言葉の狙いは十分に生かされたようです。
トークショーのテーマは「みんなのハチドリ活動」。小さなハチドリが一匹だ
けでは全く効果のない森林の消火活動をみんなで活動して効果をあげた話を例
に出し、一人一人が環境問題に取り組む姿勢を訴えました。この手のイベント
は、電気をつけたほうがろうそくを灯すよりCO2排出が少ないのではという
反論が出るそうですが、CO2排出が増加の一途なのは忙しい気持ちが原因の
ひとつ。こうしたイベントをきっかけにスローな気分に立ち返ることがCO2
削減効果をあげる早道と訴えています。
会場の一角ではろうそくの光だけで営業するブースも設置。スターバックスコ
ーヒーが無料でコーヒーを提供するうれしいサービスもありました。