
栄地下街のど真ん中の、日産名古屋ギャラリーに立てられている門松は、竹の
切り口が水平になっています。門松は、徳川家康が武田信玄の首を切る願いを
込めて、竹を斜めに切って飾ったのが始まりとされ、「斜めに切った門松」が
一般的。逆に切られたくない武田信玄ゆかりの甲府市の武田神社では、竹を水
平に切った門松を飾っているということです。
となると、日産名古屋ギャラリーは武田信玄と何かご縁があるのかと思いきや、
スタッフに確認してもそんな事実はなさそう。近頃は、人の多い繁華街の店舗
用では、事故防止のため先がとがってない門松を置く事があるそうで、真相は
そんなところでしょうか。武田信玄ゆかりの門松という期待は裏切られました
が、門松のルーツの一端を知るいい機会にはなりました。(2012年12月29日)
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日産名古屋ギャラリー 名古屋市中区栄3-4-6先 電話:052-961-5731