環境イベント「環境デーなごや」多彩な活動紹介

▼１３５団体がブース出展した「環境デーなごや2012」

▼コンクリートに三宅島の溶岩を貼り付けて環境改善

市民・事業者・行政が環境問題をともに考え、行動するきっかけとするため、

平成１２年以降毎年開催している名古屋市最大の環境イベント「環境デーなご

や２０１２」が、久屋大通公園で１５日に開催されました。

従来からのステージイベント、１３５団体によるブース出展に加え、今年は

「持続発展教育（ＥＳＤ）に関するユネスコ世界会議」に向けた特別企画も開

催。名古屋おもてなし武将隊によるＥＳＤクイズ大会も行われました。

１３５団体の活動は実に多彩です。ＮＰＯグラウンドワークが紹介していたの

は、ビオフィルム。河川の堤防などで使われているコンクリートに三宅島の溶

岩を貼り付けることにより、微生物が生育しコケなどの植物が生育する環境が

生まれるというもの。愛知県では豊橋市の川で施行されており、施行前にはわ

ずか数十匹しか確認されなかったホタルが、施工後には２千匹以上に増加する

という劇的な環境改善が実現したということです。１３５団体の活動は多彩で

効果も大きいことが実感させられます。(2012年9月18日)