
赤福は、これまでに赤福餅と赤福氷の販売を再開してきましたが、人気商品朔
日(ついたち)餅についても8月1日(金)午前5時から「八朔粟餅」を赤福本店
で販売することになりました。予約は受け付けておらず、持ち帰りは、8個入
り700円、12個入り1000円。ただし、9月以降の朔日餅販売は決まっ
ていないとしています。
伊勢には、毎月朔日(ついたち)に伊勢神宮に参拝する風習があります。これを
「朔日参り」と呼び、朔日参りの参拝客に月ごとの季節のお菓子でもてなそう
と考えたところが「朔日餅」のルーツ。赤福の公式サイトでは「朔日餅」のペ
ージが昨年秋以来削除されていますので、改めて記載してみました。2月は立
春大吉餅、3月はよもぎ餅、4月は桜餅、5月柏餅、6月麦手餅、7月竹流し、
8月八朔粟餅、9月萩の餅、10月栗餅、11月ゑびす餅、12月雪餅。1月の「朔
日餅」はありませんが、赤福餅がその役割を果たしているのかも。もともと朔
日餅が販売される1日は、暗いうちから赤福本店前に長蛇の列ができていたこ
とは有名。名古屋市内での予約販売が再開されていないことを考えると、8月
1日はかなりの長蛇の列が予想されます。