《長文ですが思い出残させてください🙏》
5年ほど前に日本スイーツ協会 後援で開催された「津島の和スイーツアイデアコンテスト」。（審査委員長＝辻口シェフ）
私もスイーツコンシェルジュとして日本スイーツ協会様からご招待いただき、
会場で試食しました。
この時エントリーされていた「Lantern（らんたん）」というスイーツ。
大納言を使ったジョコンドと羊羹入りのムースで、
全体にお米の飾りがついていました。
津島で開催される「天王祭」の宵祭に登場する「巻藁舟（提灯舟）」をイメージし、
地産物を全く使用せず情景を模した印象的な作品で、
いまなお私の心に美しい残像を残しています。
その後、パティスリーシェフさんによって商品化された「Lantern（らんたん）」。
気になりつつも遠くてなかなか足を運べずにいましたが、
商品化以後ずっと販売を続けてこられた事実に敬意しかありませんでした。
しかし、パティスリーシェフさんが6月30日で閉店されるため、
最終日にお邪魔することに。
電車を乗り継ぎ、約1時間半。
津島駅に降り立ったのは初めてかもしれません。
「いつか買いに行きたいな」の「いつか」が、
この先二度と訪れないのですから、
最初で最後でも訪問できて本当に良かったです。
ただ 残念ながら「Lantern（らんたん）」は.
前日に完売したとの事で出会うことは叶わず、
私にとって幻のスイーツとなってしまいました。
長い食べ歩きの人生には、
出会いたくて出会えなかったものもあり、でも思いがけず出会えた忘れられないものもあり。
そんな一期一会もまた、私とスイーツとの「縁」に違いありません。
今回縁あって連れ帰ったのは、
「Lantern（らんたん）」のデクリネゾン的な「焼きランタン」と、
「木いちご シャルロット ブルーベリー」&「ふるーつ大福」。
初めてだけどどこか懐かしい気持ちでいただきました。
パティスリーシェフさんのスイーツと共に、
地域の方々の幸せな時間がたくさんたくさんあったんだろうなぁと想像しながら。
「Lantern（らんたん）」を求め、パティスリーシェフさんを訪れたこの日の記憶。
天王祭の季節が近づくたびに思い出すことでしょう。
そしてコンテストで生まれ今日まで繋いでこられた「Lantern（らんたん）」の灯りが、みなさんの心にいつまでも灯り続けることを願っています。
❤木いちご シャルロット ブルーベリー
※長旅で飾りのフルーツが落下してしまいました。本来の姿と異なるかもしれません。申し訳ございません。
❤ふるーつ大福
※長旅で飾りのフルーツが落下してしまいました。本来の姿と異なるかもしれません。申し訳ございません。
❤焼きランタン
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