第9講座 中小企業のTOPの考え方と行動=マネジメントとは | 経営は何からやるべきか。初心者も分かる経営セミナーの舞台裏

第9講座 中小企業のTOPの考え方と行動=マネジメントとは

こんにちは、名古屋革真塾 運営委員の川崎です。


名古屋革真塾の第5期 第9講座が4月18日に行われました。

テーマは、『中小企業のTOPの考え方と行動=マネジメントとは』です。


今回は、マネジメントです。

マネジメントという言葉、経営者なら1度は聞いた事があると思います。

よく知られている言葉ですね。

でも、詳しくは知らない。

そんなところではないかと思います。

具体的には、マネジメントとは何でしょうか。

革真塾の定義は次の通りです。


●マネジメントの目的

→ 経営効率を上方に変化させること

  これは、効率を表す数字を良い方に変えることですね。

  役割によって、見る数字が変わります。

  TOP   ・・・ROI(総資本対経常利益率)

  マネジャー・・・坪あたり営業効率

  全社員   ・・・人時生産性

  バイヤー  ・・・交差比率


●マネジメントの意味

→ あらかじめ計画された「数値」と「状態」を達成・維持する行為


●マネジメントの手法

→ 作業内容を変えることによって、効率数値を変化させる


ちょっと、言葉が難しいですね。

もっと分かり易く書きます。

1.仕事の役割毎に、基準の数字を決める

2.この数字を良くするために、作業と動作をやめる、変える

3.上記2を達成し維持する


数字に基づいて、改善・改革する。

そして、その行動を、続けるという事ですね。

マネジメントは心構えとか考え方ではないのです。

「計画し実行する」、行動なのです。


さて、作業と動作をやめる、変えるにはどうしたらいいか。

これは、3Sを使います。

単純化(Simplification)

標準化(Standardization)

特殊化(Specialization)

意味は、次の通りです。


作業を単純に簡単にします。

単純にしたやり方を、全員にしてもらいます。

これで、標準化できますね。

この状態の企業は、他社との違いが作れます。

特殊化とはこの状態のことです。


単純にすると、手間や時間が減ります。

簡単になったやり方を全員で行えば、もっと手間と時間が減ります。

基準の数字を、このように良くするのです。

こう書くと、とても簡単に見えます。

しかし実際には、とても大変です。

ですから、実行している会社は少ないです。


しかし、マネジメントはとても重要です。

ですから、井崎先生も詳しく解説されます。

豊富な事例を元に、具体的かつ分かり易くです。


今回は、以上です。


次回の革真塾は 2013年5月23日(木)です。

テーマは「組織作りと「評価」「給与」の正しい考え方」 です。

http://www.off180.com/kakushin/seminar/schedule_nagoya.html


ではでは。