なごみライフ
オリジナルトートバッグ 完成
無地のトートにペイントしました
前から
後〜
昨日、地域でお世話になっている事業所の社葬に参列してきました。亡くなられたのは代表取締役社長でした。通夜式の終わりの挨拶で、闘病中、事業所のスタッフに支えられながら生き抜かれたご様子をお聴きしました。事業所の風土がとても良く、またスタッフの皆さんもとても温かい支援をなさったことが目に浮かぶようでした。厳かな式の中にも心温まる、素敵な通夜式でした。
亡くなられた社長のご冥福を心からお祈り申し上げます。
さて、その通夜式に参列している中、私は1つの大きな課題を見つけてしまいました。
私は1人経営者、つまり、ワンマン社長です。
私に経営できない事象が起こったとき、株式会社 和で働く皆さまが路頭に迷ってしまうことになってしまうのだ!ということに気づいてしまいました。 看護師の管理者は後継を作らねば・・・と常々考えておりましたが、経営者の後継も同時に考えておかねば大変なことになってしまうのだ、ということに今更ながら起業した責任の大きさを感じています。
起業した頃に、ある女性から言われたことを思い出しました。
「会社はこどもと一緒。生んで大きく育てていくものです。生みっぱなしも途中放棄も出来ないんですよ。」 私は、「あぁ、こういうことだったのかもしれない」と感じました。
今、たくさんの企業ナースが生まれています。私はこのことをとても喜んでいます。でも今日からは、それだけではだめなのだ、ということも助言していきたい、と思いました。死は誰にでも等しく訪れるものです。当たり前のこと過ぎてあまり意識しませんが、「社長になる」ということはそのこともしっかり頭の隅に置いておかねばいけませんでした。誰にでも等しく訪れる死は、いつ、どこで訪れるのか、誰にも分らないということ、その時に立ち往生しなくてよいように、後継者を育てることが必要であること、肝に銘じ精進していこうと思います。この貴重なとても大切なことを教えてくださった社長に心から感謝申し上げ、重ねて謹んでご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。 by 社長