著作者:benzoix/出典:Freepik
 
10月3日にワークを中心とした
体験セミナーを実施しました。
 
実は9月に開催した
「キャッチコピーの体験セミナー」の
時間配分が悪く、ワークの時間が
とれなかったので、
急遽、1日日程を追加したのです。
 
それにも関わらず、
またまたコンセプト作成に
時間がかかってしまい、
キャッチコピーをつくる
時間がほとんど
とれませんでした。
 
申し訳なく
思っていたのですが、
 
「目からウロコのワークでした」 
「気付きのあるワークだった」
 
などと感想をもらえて
ほっとしました…。
 
今回のセミナーは
教える側の私も
気付きがいろいろとあり、
備忘録を兼ねて
まとめてみました。
 

…━…━…━…━…━…━…━…━…━

 

感覚的にやっていることを

メソッド化する難しさ

 
今回の体験セミナーは
1時間半の講義で4人の方に
体験してもらいました。
 
皆さんにヒアリングしながら
コンセプトへの落とし込み
行っていきました。
 
参加者の皆さん、
業種はさまざまですが、
しっかりビジネスを
構築されていたので、
 
少しヒアリングするだけで、
コンセプトの肝
見えてきました。
 
私は20年以上、
企業の課題に
向き合ってきたので
 
少し話を聞くと、
感覚的に落としどころが
見えてきます。
 
昔はコピーライティングって、
教えてもらうものではなくて
体で覚えるもの
だったんです。
 
だから、
先輩たちのやり方を
盗み見てマネしたり、
名作コピーを写経したりして、
自分の仕事にあてはめながら
コピーを考えていました。
 
その考える過程で
商品やサービスの
ベネフィットをとらえる
感覚が鍛えられた
ように思います。
 
ただ今は誰もが自分の言葉で
発信していく時代。
人に教えるなら
再現性が必要です。
 
「感覚」ではなく、
メソッド化しなければ
人に伝えられません。
 
これまで無意識に
やってきたことを
メソッド化するのは
潜在意識を顕在化する
プロセスに近く
大変でしたが、
今回のセミナーで
手応えを感じました。
 
やっぱり、
頭で考えて模索するより、
セミナーで試してみる
ほうが早いですね。
 
伝えるべきことが
整理できるし、
自分のスキルレベルが
わかります。
 
人に教えることは、
教えられる側だけでなく、
教える側も得るものが大きい
ことを実感できました。
 
…━…━…━…━…━…━…━…━…━

自分のことは

自分が1番わからない。

だから、間違える…。

 
また、人にアドバイスしたり
提案したりしたあと
毎回思うことがあります。
 
「人のことはわかるのに、
なぜ、自分のことになると
わからないのか」
ということ。
 
以前は、私のスキルが
足りないからだと
思っていたのですが、
 
超一流のコピーライターの方が、
自分のことになると
てんでダメだと言われていて
ちょっと救われました。
 
もちろん、
自分にとっての正解は、
自分で見つけるしか
ありません。
 
でも、思いが強いほど
冷静に判断できず、
1人よがりなものに
なってしまっている
こともあります。
 
アイデアもコピーも、
やはり誰かに
聞いてもらうべきですね。
 
商品やサービスを
買ってもらえるかどうかも、
土俵に上げてみないと
わかりません。
 
誰かに評価されることで、
自分1人では
辿りつけなかった
アイデアが生まれる
可能性もあります。
 
それによって
商品やサービスも
磨かれていく。
 
実は…
 
これまでにないスピードで
日々変化する広告業界にいて、
もっとコピーライター、
ディレクターのスキルを
深めなければとの思いもあり、
 
オリジナルコンテンツを
提供すべきか、
提供する時間があるのか、
考えていました。
 
でも、人に伝えることで
得られるものは大きい。
やはり、こうした場は
大切だと思いました。
 
人に評価されることで
自分がやるべきことを
再認識できました。
 
セミナーに参加いただいた
皆さんには本当に感謝です。
 
さらに内容を
ブラッシュアップして
多くの方にお届けしたい
と思っています。
 

今日も最後まで読んでくださり

ありがとうございましたビックリマーク