朝から暑いですね〜。

溶けそうです。

 

先日、新聞が届いたら

折込チラシのキャッチコピーを

チェックするのが

習慣になっていると

書きましたが、

もちろん新聞も目を通しますニヤリ

今日はふと目についた

新聞の小さな小さな広告の

キャッチコピーをご紹介しますラブラブ

 

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「甘くておいしいつゆ」を

わずか二言で伝える

 

引用元:西日本新聞7月22日朝刊

 

 

記事中広告と言う

縦横4cmほどの

小さな小さな新聞広告です。

 

商品は久原醤油の

「あごだしつゆ」。

 

久原醤油は、

福岡の老舗の醤油醸造会社で

椒房庵、茅の舎などを経営する

久原本家グループのルーツです。

 

キャッチコピーは、

「あまいは、うまい。」

 

商品の特徴をストレートに

売りにつなげたコピーです。

 

 

 

前提にあるのは

「九州人は甘い醤油が好き」

ということ

 

九州の醤油は甘いんです。

 

私のように九州で

生まれ育った人間は、

関東の醤油は辛くて

食べられません。

 

だから「つゆ」選びも

慎重になります。

 

九州人にとっては、

つゆも「甘い」ことが

ストロングポイント

なのかもしれません。

 

だからこの広告をみて、

 

久原醤油の醤油は甘い。

 ↓

つゆも甘い。

 ↓

甘いつゆはおいしい

 ↓

「あまいは、うまい。」

 

といった具合に

甘いおいしいつゆを

素直にイメージできました。

 

広告枠が小さいのであれこれ

書けなかったとは思いますが、

九州人であれば、

わずか二言でも伝わります。

 

※ターゲットは九州人というか

甘い醤油が好きな人かな。

 

 

 

ご存知ですか?

「売り言葉」と「買い言葉」

 

広告の世界では、

このような売り手目線で

書かれたコピーを

「売り言葉」といいます。

 

それに対して、

買い手目線で

書かれたコピーを

「買い言葉」といいます。

 

最近は「お客様の視点で書け」

と「買い言葉」が

当たり前のようになっていますが、

 

商品のウリが強ければ、

「売り言葉」のほうが

早く伝わります。

 

スピードが違う。

 

コピーライティングの

セオリーにこだわり過ぎても

よくありません。

商品あっての広告です。

 

商品の特性をみて、

誰に何を言うかを考えて、

コピーを書いてほしいと思います。

 

※売り言葉と買い言葉については

説明をすると長くなるので、

別の機会に取り上げたいと思います。

 

今日も最後まで読んでくださり

ありがとうございましたビックリマーク