先日、起業してまもない人に

 

何冊も本を読んで

勉強しているのに、

売上につながる

キャッチコピーが書けない。

コピーのセンスがないのかもと、

相談を受けました。

 

確かにセンスは必要ですが、

センスは後から付いてきます。

それよりも大切なことがあるのです。

 

 

 

まずは深く商品について

理解すること

 

今は、書店に行けば、

コピーライティングに関する本が

たくさんあります。

 

その中で決まって

売れるコピーの「型」

紹介されています。

 

でも、売れるコピーの型を

使っても売れないと

いうのはよく聞く話。

 

それは、本が悪いのではなく、

自分の商品にあわない

「型」を選んでしまって

いるから売れないのです。

 

例えば昔、「無料」「0円」

という言葉を使った表現が

流行ったことがありました。

 

人は小さな文字でも「価格」を

追う習性があるので、

商品の魅力で勝負できない

話題性がないなど、

どうしても売る切り口が

見つからないときに

価格の魅力で

アプローチします。

 

これも「型」の一つ。

 

それに加えて「0円」「無料」

という注目度の高いワード

を大手企業が採用したこともあり、

インパクトがあり話題となりました。

 

その直後は、猫も杓子も

「0円」訴求。

でも、すべての商品に

効果があったわけではありません。

 

だって、自分の知らない商品や

関心のない商品だったらどうですか。

 

いきなり価格の安さを

強調されてもあまりうれしく

ありませんよね。

 

それより、どんな商品なのか

知りたいと思うのです。

 

あるいは、関心がないから

自分ごとと思わず

目にも止めないかもしれません。

 

 

商品にあった

売れる「型」をチョイスする

 

アプローチには

商品認知度が重要

お客様がどの商品のことを

どのくらい知っているかで

アプローチ法は変わります

 

ですから、

当たり前のことですが、

商品やサービス、

それを買ってくれる

お客様のことを

深く理解することが大事です。

 

・商品を買うとどんな良いことがあるのか。

・商品を買って喜ぶ人は誰か。

・信用してもらえる根拠はあるか。

・競合より勝っていることは何か。

 

など、徹底的に商品と

向き合って考えます。

 

そして、

 

そこで得た

商品価値をどう伝えるか、

「売れる型」をベースに

表現のアプローチ方法

考えるのです。

 

私がキャッチコピーを

考えるとき制作時間の

8割は商品とお客様理解

に費やします。

 

型を使いこなすために、

まずは商品やお客様のことを

徹底的に知り尽くすこと。

 

面倒に思えても、

それが、商品を売る

一番の近道ですよ。

 

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございましたビックリマーク