福岡のファッションビルイムズの館内。

       今年8月の閉館前に歴代のポスターが展示されていました。

 

キャッチコピーは、

人を動かすためのもの。

 

※ちょっと長文です。

 

先日ある人に、

「あなたにとってキャッチコピーって何?」

と、質問されました。

 

最初、質問の意味がわからず、

「はっ???」と思考停止状態に。

キャッチコピーは

キャッチコピーでしょと思いながら、

「商品を売るための……」と、

しどろもどろに答えるのが精一杯。

 

コピーを書くことが当たり前になっていて

恥ずかしながら、とっさに

言語化できませんでした。

ですので、これを機会に

言語化してみることにします。

 

キャッチコピーとは、

テレビCMやポスターでいう

キャッチフレーズのことで

売上を大きく左右します。

ですから、1本の短いコピーを

クライアント(発注企業)に

受け入れてもらうために、

コピーライターは膨大な時間と

エネルギーを使うのです。

たいへんですが、キャッチコピーを

形にしていくプロセスは、

コピーライターにとって

醍醐味でもあると思っています。

 

私がキャッチコピーに興味を持ったのは、

福岡の中心都市、天神にあった

ファッションビル「イムズ」の

ポスターがきっかけでした

(残念ながら2021年8月31日で閉館)。

 

1990年代の中頃のことで、

まだバブルの余韻があったのか、

コピーもビジュアルもとても斬新で

開放感に満ちていました。

福岡、天神が変わっていくような

期待感もありました。

 

まだコピーライターではなかった私は

一人の生活者として

次はどんなポスターなんだろうと

楽しみにしていて

ポスターを見るために、

よくイムズに行って買い物をしていました。

広告としては大成功ですよね。

 

キャッチコピーは、

この頃の私のように、

人の気持ちを動かし、

行動を起こさせるもの、

記憶に残すものだと思います。

 

商品を売る、もっともっと

手前のところです。

 

さらに言えば、

人は、ワクワクするもの

未来や希望を感じられるもの、

変化をもたらしてくれそうなものに

心を動かされるのだと思います。

 

イムズのポスターを

ワクワクしながら見ていた

あの頃の気持ちを

忘れないようにしたいです。

 

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