夕飯を食べ終わったあと、
子どもはそのままテレビの前へ。
食器は置きっぱなし、こぼしっぱなし、手も洗わずダラダラと座っている。
「おーい!終わったら自分のお皿片付けるって言ったよね?何回も言ってるよ!」
子どもはテレビに夢中で気づかない。
もう一度言う。
・・・もう一度。
・・・・・そして、もう一度。
「ねぇ!!何回言ってると思ってんの?!」
ビクッとしてやっと反応する子ども。
しまった、という表情で私を見る。
でも、動かない。
「ちょっと、聞いてる?お皿!何回も言ってるんだけど!」
「昨日も言ったし、その前も言ってる!あと手と口!ちゃんと拭いて!」
慌てて動く子ども。
🌿 一度怒ると止まらない私の怒り
怒りながら説明している間中、 子どもは聞いてるんだか聞いてないんだか、変わらない態度。
「ねぇ、聞いてる?」 「…うん。」
「なんでママが怒ってるか、わかる?」
子どもは少し考えて—— 「…わからない」
……え?
こんなに丁寧に説明してるのに? 毎日、何度も同じこと言ってるのに?
「片付けなかったからでしょ? ママはね、ちゃんとやるべきことをやってほしいの」
必死で伝える。
でも、子どもの表情はどんどん曇っていく。
目を伏せて、肩を落として、しょぼん。
🌿 本当は「怒られた理由」じゃなかった
「ねぇ、いま、どんな気持ち?」
子どもは小さな声で答えた。 「……悲しい」
「何が悲しいの?」
少し間をおいて—— 「ママが怒ってることが悲しい」
その瞬間、ハッとした。
子どもは、 私の話の内容を聞いていたんじゃなかった。
怒っている私の感情を見ていたんだ。
🌿 子どもは“私の感情”を見ている
「ちゃんと伝えなきゃ」 そう思っていたけれど、 子どもに届いていたのは、私の怒りの感情だけだった。
なぜ怒られたのか、ではなく
ママが怒っている、という悲しみ
これでは、本当に伝えたかったことは伝わらない。
🌿 怒ることより“伝わる”ことが大事
ルールを教えることも大切だけど、
「怖いから従う」になったら意味がない。
怒る以外にも、伝える方法はたくさんある。
✔ 目線を合わせて、怒らず真剣に話す
✔ テレビの音量を下げ、こちらに注意を向ける
✔ 「どうしてできなかったと思う?」と子どもの気持ちを聞く
怒ること自体がダメなんじゃない。
どう伝えるかを意識するだけで、 子どもの受け取り方は大きく変わるかもしれない。
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