夜、静かになると
頭の中にありもしない「最悪のシナリオ」が浮かんでくる。
— 今、泥棒が入ってきたら？ —
— 窓、ちゃんと閉めたっけ？鍵は？ —
— 子どもたちは無事？ —
考えたくないのに
次から次へと不安が押し寄せる。
一度スイッチが入ると、もう止まらない。
心臓がバクバクして
気づけばスマホで
「夜中 不安 眠れない」なんて検索している。
疲れているのに、目が冴えてしまう。
「バカみたい…早く寝たいのに…」
そう思っても、
頭の中の“恐怖の声”は勝手に再生され続ける。
「もしも」が止まらない——強迫的な不安
「何か悪いことが起こるかもしれない」
そう考え始めると、もう止まらない。
これは、強迫的な不安の一種。
わたしの場合は「妄想」が止まらなくなって、
それにとりつかれ、
一晩中、体を固くしたまま朝を迎える日々だった。
意識が飛ぶようにやっと眠れても、
起きたときには、ぐったりとした疲労感だけが残る。
不安は、
やがて
「イライラ」に変わる。
「不安」が「怒り」に変わるとき
不安でいっぱいのときに、
子どもが「ママ〜」なんて話しかけてきたら…
「ちょっと待って！今、それどころじゃない！」
つい、強い口調になってしまうことがある。
不安で頭がいっぱいになると、 心の余裕がなくなる。
「ちゃんとしなきゃ」
「私が気をつけておかないと」
そんなプレッシャーが、不安をさらに加速させてしまう。
でもね——
「不安をゼロにしなきゃ」と
思わなくて大丈夫。
「不安との付き合い方」——手放す勇気
不安を完全になくそうとしないこと。
「今、また不安になってるな」と気づいたら、
次のように心の中でつぶやいてみてほしい。
💭 「また心配してるね、私」
💭 「大丈夫、大丈夫」
💭 「不安があっても、私は動ける」
💭 「私は、これ以上私に恐怖を与えない」
そして、少しだけ行動を変えてみる。
🚶♀️ ちょっと部屋を歩いてみる
📖 本を開いてみる
☕ お茶を飲んでみる
こうやって、
「不安に振り回されない選択」をすることが大切。
眠れない夜、不安に飲み込まれそうなとき。
「不安はあっても大丈夫」と、
少しずつ自分に言い聞かせてみよう。
💬 あなたは、夜眠れなくなるほど
不安を感じたことはありますか？
🔖 不安が押し寄せたときに読み返せるように保存してね。
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