わたしは普段からできるだけ、
合成界面活性剤とシリコンが入った
化粧品とかヘアケアとかは避けておりますが、
そういや、界面活性剤についてはかいたけど、
シリコンについてかいてなかったなー
過去記事![]()
なんでシリコンがダメなのか?
ノンシリコンシャンプーが売れているのか?
知ってますか?
シリコンとは 何ぞや?
まず、成分表示。
シリコン(シリコーン)は、化粧品とかだと
・ジメチコン
・シクロメチコン
・ジメチコノール
・○○シロキサン
・コポリマー
・シリコンポリマー
・ジメチコンクロスポリマー
・クロスポリマー
・カルボマー
などなど。。。
名前を変えていろんなところに生息しております
(あっ 余談だけど、
缶コーヒーとかにも「消泡剤」としてシリコーンが
入ってるのよ 原材料みてみてくださいね)
※シリコンとシリコーンの違い※
原料となるケイ素 (silicon)と区別するため、
化学合成されたものは厳密にはシリコーンと呼ぶらしいです。
でもシリコンの方がなじみがあるので、ここでは合成のものも
シリコンと書いていきます。
はい!
では、本題行きましょお!
シリコンが髪や肌にどうしていけないのか、
というのは後にして、
なんでこんなに多くの化粧品に使われているの?
というと、
一言でいうと「使用感がいいから。」
つけた瞬間に、肌も髪もつるつるピカピカ~
になるし、
化粧品の使い心地、使い勝手もいいですよね
シリコンはラップの役目をしてくれるから、
ぶつぶつもザラザラも、髪のスカスカも
上からコーティングして目立たなくしてくれちゃう。
しかも一瞬で!!![]()
なんて優れもの~![]()
。。。ってわけには、もちろんいかないですな
![]()
まず、シリコンが入っているものは、
強い合成界面活性剤とセットで配合されているものが
ほとんどです。
ママレ●ンみたいな洗剤のイメージね。
シャンプーでいえば、
ママレ●ンで髪を洗ったら
ガッサガサじゃないですか。
だから、指どおりを滑らかにするために
シリコンが入ってるわけ。
クレンジングとかもそう。
食べても落ちない口紅とか
今あるけど、シリコン入りですよー![]()
しかもシリコンは石けんとかじゃ
落ちないのよ。
だから、ママレ●ン(並みの洗浄力のある合成界面活性剤)
でメイクを落とす。
↓
皮脂膜とか必要な角質層まで
持ってかれてしまうので、
肌バリアは崩壊状態、ガッサガサに。。。
↓
それだと売れないから、シリコン配合でラップ![]()
↓
「あのクレンジング、しっかり落ちるのに
肌は潤うんだよねー
」っていう商品の
できあがり![]()
ちなみに美白美容液とかだと、
ママレ●ンで肌バリア壊して、
美白成分を浸透しやすくして、
シリコンでラップ![]()
っていうの 多いですよー
「○時間で集中美白
」
とか言ってる商品、
わたしは怖くて無理。。。![]()
(その時間に肌の内部で何が行われてるんや。。。
)
あ 脱線したか![]()
えーと、
要は シリコン単体が悪いんじゃなくて
ママレ●ン(合成界面活性剤)がいけないから、
それとセットになってるからよくないってこと?
うん、まあそれもあるかな。
でも、そうともいえないかな。
シリコンでコーティングすると、
ラップしたとこがだんだんずれてきます。
髪ならスタイリングしたりするし、
肌なら表情筋があるから、
コーティングしたとこの組織が動くからね。
そうすると、ラップがずれるときに
下の組織も一緒にはがれてしまうんですってげげげー![]()
まーそりゃそうか。
普通に考えたら、
コーティング力が強いってことは、
土台(下の組織)にちゃんとくっついてるってことだもんね。
だから、シリコン単体ならOKとも
言えないかなー と思います。
髪の毛みたいな死んでる組織に
つけるならありかなーと、個人的には。。。
(でも流す時に 極力肌につかないようにしよう
)
あとは、シリコンは生分解できないので、
環境への負担も大きいです。。。![]()
![]()
で、最初の、
どうしてノンシリコンシャンプーが売れてるのか?
ってのは わかると思うけど、
ノンシリコンなら何でもいいのか?
っていうと 違うよね。
ノンシリコンでもママレ●ンが入っているのもあるし、
シャンプーはノンシリコンでも、トリートメントには
がっつりシリコン入ってるブランドも多いです。
あなたはどうして ノンシリコンを使うのか?
シャンプーや化粧品にかかわらず、
食べ物とかもそうだけど、
どこに 重きをおくか?
を、自分で決めておくことが
大事かなーと思います。