先週の木曜日から、次男が通っている生活介護事業所が休所になりました。

 

コロナ感染者が2人出てしまったので、これ以上感染拡大させないために、一旦休所します、とのこと。

 

もうコロナは5類だけれど、障がい者施設だし、まぁ仕方ないよねぇ。

 

と、ちょっと早い盆休みを次男と二人で過ごす気分で自宅待機しています。

 

来週からは開所するみたいだし♪

 

もうマスクなしで電車にも乗れるから、次男と買い物に行ったり、ロッテリアでお茶してみたり。

 

それなりに楽しんでいる私達(*´Д`)。

 

家では次男は洗濯機が回ってる動画を見たり、私は映画を見たり。

 

そうそう、久しぶりにスティーブン・キング原作の映画を見ましたよ。

 

スティーブン・キング原作の映画は驚くほど多く、私がぱっと思いつくだけでも「キャリー」「シャイニング 」「クリープショー」「クジョー」「デッドゾーン」「クリスティーン」「炎の少女チャーリー」「スタンド・バイ・ミー」「ペット・セメタリー」「ミザリー」「IT」「ニードフル・シングス」「ショーシャンクの空に」「痩せゆく男」「グリーンマイル」「ドリームキャッチャー」「シークレット ウインドウ」「1408号室」「ミスト」「ドクター・スリープ」などなどがあります。

 

・・・私が相当キングが好きってことがお判りいただけますね。

 

本はだいぶ前にダンボール4個分くらい処分して、本当に残しておきたいのだけ本棚に入れてるけれど、キングもちゃんとあります。

 

 

・・・あれ?「呪われた町」どっか行ってる?

 

「死のロングウォーク」がないことには数年前に気づいたけれど。

 

なんなんでしょうね、この「家の中で起こる本の消失」現象。

 

ブギーマンの仕業でしょうか。

 

何はともあれキングの映画。

 

休み期間中、まだ見てなかった「ドクター・スリープ」を見ましたよ。

 

 

スタンリー・キューブリック監督がスティーブン・キングの小説を原作に描いた傑作ホラー「シャイニング」の40年後を描いた続編。雪山のホテルでの惨劇を生き残り大人へと成長したダニーを主人公に、新たな恐怖を描く。40年前、狂った父親に殺されかけるという壮絶な体験を生き延びたダニーは、トラウマを抱え、大人になったいまも人を避けるように孤独に生きていた。そんな彼の周囲で児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が発生し、あわせて不思議な力をもった謎の少女アブラが現れる。その力で事件を目撃してしまったというアブラとともに、ダニーは事件を追うが、その中で40年前の惨劇が起きたホテルへとたどり着く・・・。

 

私、キングの作品についてはこのブログでも書いた気になったいましたが、検索しても見つけられなかったです、書いてなかったのかな私。

 

「呪われた町」について書いた気がするんだけど、一体どこに書いたのでしょうね。

 

まぁいいや・・・。

 

何はともあれ「ドクター・スリープ」。

 

実はワタクシ、前作「シャイニング」を見ておりません。

 

なので「シャインニング」は、キング原作らしいよ~、おかしくなったお父さんが家族を襲う話らしいよ~、程度の理解。

 

それを踏まえて、「ドクター・スリープ」感想。

 

うーーーーん!やっぱり

 

善と悪の戦いを描かせたらキングはピカイチだなぁ!と思いました。

 

キングの描く悪は圧倒的な悪。

 

最近流行の「悪役ではあるけれど、実は悲しい過去や事情を持っている」、例えば「鬼滅の刃」の鬼のアカザ(変換出ない)とか、「僕のヒーローアカデミア」のヴィラン連合みたいなのじゃなく。

 

完全無欠の悪!どこから見ても悪!悪として生まれ悪として生きる!みたいな。

 

そういう悪がキングの作品には登場します。

 

「呪われた町」の吸血鬼や、「ニードフル・シングス」のゴーントさんなんか典型的ですね。

 

シャイニン グ=超能力のある子供たちから生気を吸い取り、生き長らえようとする半不死の一族"ザ・トゥルー・ノット"との対決。

 

トゥルー・ノットはちょっとカルト集団みたいでした(笑)。

 

そしてこれも多分キング作品の特徴なんだろうけど、特殊な能力の強さは圧倒的に

 

子ども>大人

 

であること。

 

子どもの頃の輝きは、大人になるにつれ失われる。

 

当たり前のことのように思えるけれど、真の強さは腕力や経済力ではなく、その魂そのものの輝きであると指摘しているように思えます。

 

「IT」でも、ほぼ同じメンバーで、子ども時代と大人になってから「IT」と対決しますが、大人になってからの方が苦戦してましたよね。

 

前作のキューブリック監督「シャイニング」を、原作者スティーヴン・キングが毛嫌いした(あまりに原作と違っていたため)のは有名な話らしいですが、この「ドクター・スリープ」は監督・脚本のマイク・フラナガンが、原作のストーリーを尊重しつつ前作映画の改変要素を引き継いで、なおかつキングを満足させるという離れ業を成し遂げた作品で、前作を見ていない私のような者でも十二分に楽しめました。

 

高尚だったり重厚だったりするものがニガテな私は多分「シャイニング」より、エンタメ要素の強い「ドクター・スリープ」の方が合っていたように思います(前作見てないけど)。

 

ネタバレになるのであまり詳しくは語りません。

 

だけれども、2時間半くらいあるんですが、全然長く感じなかった、とだけはお伝えします!

 

・・・てか、キング原作の映画って長いの多いんですよね。

 

旧「IT」とかビデオテープ時代に見たけど4巻くらいあった記憶。

 

「ザ・スタンド」なんか358分ありますからね。

 

「ランゴリアーズ」で180分、「ローズレッド」は254分。

 

ちなみにこれらは全部見ましたが、全部面白かったです。

 

「ザ・スタンド」も一回みたいなぁ。

 

「ニードフル・シングス」もまた見たい(こちらは120分)。

 

何度でも見たい、読みたいと思わせる作品を生み出すモダンホラーの巨匠スティーブン・キング。

 

そのキング原作の短編小説を映画化した「ブギーマン」が、8月18日(金)より全国公開されるそうです~(⊃∀`* )エヘヘ♪

 

 

見たい、見たいけど・・・多分先に「キングダム」を見に行く(笑)。

 

 

 

 

 

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