『“2018年”を振り返る』

皆さんこんばんは、遠野なぎこです

私ね、過去には何の意味も価値も無いと思って生きているので…本来“振り返る事”があまり得意では無いのです。

とは言え…

私の大切な“宝物”への感謝を込めて、少しだけ。

今年は、数ヶ月前が数年前に感じる程心身共にギリギリの中…与えて頂いたお仕事をやりきった1年だったと思います。

年明けから、舞台『しあわせの雨傘』再演のお稽古をして。

お稽古中も、番組収録等で何度も抜けさせて頂かなくてはならなくて。

いざ、“全国ツアー”が始まり…

数日間〜数週間、家に戻れない日が続き…

休演の日は、新幹線で戻って東京のお仕事。

翌日は新幹線で戻って、そのまま公演の毎日。

そんな日々が数ヶ月続き、フラフラになりながらも…ただひたすらに、与えられた役割を“その日その日”乗り越えました。

共演者の皆様ともスタッフの皆様とも、一切のお食事会を大変失礼ながらご遠慮させて頂いてもいました。（喉とメンタルを守る為、もう本当に少しも無理をする事が出来なかったのです）

芝居も番組も、とてつもないエネルギーを使います。もうね、本当にギリギリ…2018年は成長のチャンスを与えて頂いた有り難い試練の年ではありましたが、正直“異常な日々”だったとも思います。

そんな中、私が頑張れたのは…

今日の大晦日を、こんな緩やかな気持ちで迎えられたのは…

全て“家族”のお陰でしかありません。

感謝をしてもしきれない“家族”…悠くんが私の100倍頑張ってくれたから、乗り切れたのです。

年明けの2019年4月には、12歳になる高齢である上に…普段からベッタリと過剰な愛情を送る母である私と、突然離れる生活。

1年以上前になるのかな。

舞台の“全国ツアー”のお話を頂戴してから、私の胸はずっと張り裂けそうになっていました。

芝居が出来る幸せ、責任あるお仕事を与えて頂いた幸せ…そんな喜びと共に、悠の心細さや不安や寂しさに想いを馳せると何度もたまらない気持ちになって。

私の事情で我慢を強いる事が申し訳なくて、万が一の事も当然頭をよぎり…胸が痛くなり何度も何度も何度も泣きました。

でも、結果的に悠くんは…全ての事をしっかりと乗り越えてくれました。

腎臓の調子も落ち着き、2年半前に愛する次男坊の蓮ちゃんが亡くなった時にストレスから発症した膀胱炎にもならず。

本当に、本当に…小さな体で、私の100倍頑張ってくれた事は奇跡なのです。

悠くん&蓮くんに、感謝。

心の底から、感謝。

“家族の絆”を教えてもらった1年となりました。

だから、だから…

この先何があっても…

きっと私は頑張らなきゃいけない。

踏ん張らなきゃいけない。

私達、“家族”の約束。

なぎ

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