一週間(11月18日~22日)の活動報告をいたします。今から国政報告会を開催いたします。国政報告会は、原則、毎週、東京7区内(渋谷区・中野区)のいずれかの地域で開催しております。

今週も衆議院厚生労働委員会で2回質問いたしました。本日は、特定秘密保護法案に関して質問しました。消えた年金問題は、第一次安倍内閣の政権の危機でありましたが、これも特定秘密に当たるのか。当時、私がこの問題を追及していた際、報道によると当時の安倍総理はこれを「自爆テロ」というような趣旨の発言をされていたということですが、政府の不祥事が特定秘密ということで隠されるということになりますと、大変なことになります。この問題に関して、担当の副大臣からは、そういうことはないとの答弁がありましたが、非常に曖昧な部分もあります。今後とも、この問題に関してはしっかり歯止めをかけてまいります。

また、1年間に4700億円もの巨額のお金が製薬メーカーから医師や医療機関に流れているという問題に関しても追及いたしました。特に、国立大学病院に勤めている医師に流れているお金が非常に表に出にくく、報告義務も無いという方が多いという問題があります。そうした、政府の不備を徹底して追及しております。

そして、民主党の社会保障政策に関する根幹の哲学について、多くの議員と議論をしております。それらを、いずれ皆様に公表をして、ご意見を頂くという機会を設けたいと思っております。

安倍内閣は、国民の皆様からお預かりしている国民年金・厚生年金の積立金を商品先物や未公開株など非常にリスクの高いところに今後、投資をするという成長戦略を打ち出しました。しかし、成長戦略で私たちの国民年金や厚生年金の積立金を使うのは、大きな問題です。アメリカでは、公的年金の積立金は約200兆円ありますけれども、全て国債で運用されております。こうしたことも勘案しながら、政府をしっかりチェックしてまいります。

それでは、よい週末をお過ごし下さい。