アベノミクスの問題点

　今週（３月４日～３月９日）の活動報告をいたします。本日は３月８日（金）です。本日は、これから渋谷区の代々木八幡区民会館で国政報告会が開催されます。

　今週は予算委員会の対応に全力を尽くしました。昨日３月７日と本日３月８日はNHKで予算委員会の生中継がありました。私は委員会の野党筆頭理事として、予算委員会の日程調整や質疑者の調整に努めました。
　現在、安倍内閣の経済政策が評価されていますが、民主党では、海江田万里代表、細野豪志幹事長、岡田克也元副総理をはじめとする論客が、アベノミクスの問題点などをチェックいたしました。

　また、アベノミクスの下で、小泉政権以来の格差社会が再び到来するのではないか、財政再建が出来ずに借金が積み上がっていくのではないか、といった問題も指摘しました。
　原発政策については、安倍内閣は原発を推進する政策を進めていますが、我々民主党は２０３０年代に原発をゼロにする必要があると考えています。原発政策についても厳しく追及しました。

　今週も社会保障についての取り組みを進めました。昨日３月７日に、民主党、自民党、公明党の三党実務者協議が開催され、国家百年の計に立つ社会保障政策について議論いたしました。
　協議の場で明らかになったのは、自民党・公明党は、非常に短期的に数年先の社会保障政策を考えているということです。
　しかし、私自身と民主党は、国家百年の計に立って、最終的な理想形を議論して、方向性を決め、そこから逆算して制度を進化させていく手法が必要であると考えています。少しずつ議論はかみ合ってきておりますが、大きなところでまだ意見のすり合わせが難しいのが現状です。

　しかし、社会保障を与野党で話し合うということは画期的なことです。この三党協議は引き続き継続してまいりたいと考えております。

　明日は生活保護を受給されている方からいろいろなお話を聞くために、埼玉県に行ってまいります。 来週は東日本大震災の追悼式典や、引き続きの予算委員会がございます。来週も精一杯頑張って参ります。