横浜市鶴見区の接骨院
ながとも接骨院です。
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今日は足首の捻挫をおこしてしまった時の
当院での治療の流れを書いてゆきます。
足首の捻挫は経験したことのある方も多いのではないでしょうか。
院でも頻繁に治療する機会があります。
捻挫
と一言で言っても、人によって症状が大きく異なるため一概には言えませんが
施術には 基本的な流れ がありますので
今回はそれを書いてゆきます。
施術の流れ
①診察
②固定
③経過観察
④運動療法開始
⑤終了
という流れです。
それぞれ説明してゆきます。
①診察
まず初診の段階で、どういった捻挫なのかをはっきりさせてゆきます。
まず、骨折が疑われる場合は整形外科への受診をお勧めしています。
足首には
ざっとかいただけでも
以下のように多くの靭帯があります。
一番よく傷めるのは
〇で囲んだ部分ですが
捻り方によってガラッとかわりますので一概には言えません。
多くの場合
骨と骨をつなぐ靭帯を痛めるのですが
なかには
上の図の右側のように、
骨と骨同士がぶつかるようにして痛みを発生しているケースや
骨と骨の間に筋肉や腱が挟み込まれるようにして痛みが発生しているケースもあります。
そういった症状を
■押したときの痛みの位置
■動かしたときの痛みの出方
■日常生活で何が痛いか
■捻った時の方向
などから想定してゆきます。
②固定
痛めている部分に目星がついたら
固定を行います。
重症度によって違いますが
包帯を使って固定するケースが多いです。
なかなか通えない方などには
バンテージ と言って自分で着脱しやすいタイプの包帯で固定することもあります。
また、症状によっては松葉づえをついて
体重をかけないようにした方がよいこともあります。
③経過観察
炎症が落ち着くまでは
患部に対する刺激を避けてゆきます。
週に何度か通っていただき、患部の状態を確認してゆきます。
想定よりも炎症の引きが遅かったりするときは
原因をはっきりさせてゆき、対応します。
④運動療法開始
炎症が引いてから
患部の周囲をすこしずつ動かしたりする運動療法を行ってゆきます。
運動療法の種類としては
・何も使わずに動かすようなもの
・タオルを使ったトレーニング
※足の指でたぐり寄せています。
・ゴムチューブを使ったトレーニング
捻挫をしにくくする筋力トレーニングです。
・バランスディスクを使ったもの
写真上の青いものはバランスマットです。
柔らかいスポンジのような素材でできていて、わざと不安定な状態を作り、足や体幹部を鍛えてゆきます。
下の黄緑のは中空のバランスディスクです。
主にスポーツ選手向けのリハビリで使用します。
など
患者様の体力レベルに合わせて行ってゆきます。
スポーツ選手の場合はある程度負荷をかけて
一般の方の場合はお仕事の負担を考えて、それに耐えうるレベルまで
すこしずつ足首の周囲を鍛えてゆきます。
基本的に
患者様が一人でもできるメニューを採用していますので
自宅で行っていただくことが重要です。
⑤終了
患者さまと相談の上
どのレベルまで治療して終了にするかを決めています。
例えばスポーツをなさる方なら
『〇ヶ月後の大会に合わせてリハビリをして、それに復帰して痛みなどが出なかったら終わりにしましょう』
とか
仕事でカラダを使う方であれば
日常の仕事に痛みなく復帰して
日々のケアを自分でできるようになってから終了
などです。
と、このように当院では
一人一人の患者様に合わせて
出来るだけ早く良くなっていただけるようにメニューを組んでまいります。
今回は足首の捻挫をテーマにお伝えしていますが
どういったお怪我でも
おおまかな流れは一緒になります。
足首の捻挫をはじめとしたお怪我の治療
ぜひご相談ください。
当院では
国家資格である柔道整復師と
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーでもある施術者が
責任をもって施術を提供します。
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料金・アクセス・診療時間など詳細は
ながとも接骨院ホームページでご確認下さい