会長を務めます「安城リトルリーグ」が出場する第55回全日本リトルリーグ野球選手権東海連盟大会が8日に開会し、8日に初戦、9日には2回戦が行われました。


もちろん、国や県の措置や要請に準じて、そしてリトルリーグ連盟の指示などの下で感染対策を講じての開催です。


勝ち進むと全国大会に、そして本来ならば世界大会にまで繋がる「リトルリーグ」に於いて一年の中で最も大きな大会です。

どのチーム、選手もこの大会を一番の目標にして厳しい練習に耐え臨む大会です。

同時に卒団生にとっては全国大会を目指す最後の大会となります。

高校野球で言えば甲子園を目指す夏大のような大会です。


ただ、昨年はコロナ禍により大会自体が中止となってしまいました。

今年は様々なスポーツ大会と同様に、措置や要請に準じて、対策を講じるなど様々な方々の努力やご尽力のお陰で開催することができました。


開会式では我が安城リトルリーグにとっても、また東海連盟にとっても歴史的な瞬間が。


この開会式ではリトルリーグ東海連盟における全国大会に繋がる選手権大会、MLBカップ、選抜大会の東海3大大会の開会式を兼ねています。

一昨年、我が安城リトルリーグはこの3大大会すべて優勝を果たし「三冠」を獲るという、東海連盟においても、もちろん我が安城リトルとしても新たな「歴史」を創りました。

この開会式では3大大会の優勝旗返還もあり、安城リトルの3選手が3つの優勝旗を返還するという、これも東海連盟にとっても、もちろん安城リトルにとっても歴史的であり、感動の瞬間を迎えることができました。


また、安城リトルは3年前の平成30年に初優勝を果たして以来、続く令和元年大会も優勝を果たし、現在大会2連覇中。

今やディフェンディングチャンピオンとして追われる立場です。


そうした良き緊張感やプレッシャーの中で、この選手権大会3連覇での全国大会出場を目指します。


昨年冬からのコロナ禍により、昨年の大会中止や練習や大会の自粛など、子どもたちは大好きな野球が思う通りにできない中で、本当に我慢や悔しい思いをしながら、今、自分でできること、すべきことなど考えるなど子どもたちなりに耐えながらもここまでがんばってきました。


優勝や3連覇を目標として目指しながらも、同時に日頃の練習の成果を発揮することや仲間と共に一戦必勝、一戦必笑で掛け替えのない時間を過ごしてほしいと思います。


また、このコロナ禍の中でたくさんの方々の理解や協力によって、こうして大会が開催され大好きな野球ができる喜びや感謝を忘れずに一投一打を大切にプレーしてほしいと思います。


8日の初戦、今日の2回戦も勝利し、幸先の良いスタートを切ることがました。

この勢いをそのままに3連覇での優勝、そして全国大会を目指したいと思います。


緊急事態宣言発令や感染拡大状況によりこの先、大会運営がどのようになるかわかりませんが、チームとしては国や県の措置や要請、連盟の判断や指示に従うのみで、試合ができることを祈りつつ、一戦必勝で目の前の1試合1試合に向き合っていきたいと思います。


この大会でもこの子たちの野球人生においてもたくさんの喜びや感動やそれぞれのドラマが誕生することをそして、何より仲間と良き経験や思い出を作り、大きく強く成長することやこれからの野球人生や人生そのものに役立てる大会にしてほしいと思います。


ひと足早くリトルリーガーの子どもたちの熱い夏が始まりました。