新型コロナウイルス対策に伴う

「生活支援」と「地域経済対策」について③


「飲食店」用のプレミアム分を(かなり)上乗せした、プレミアム商品券を提案しました。


現在、国では緊急経済対策の一環として、現金を給付するなど直接的な家計支援を検討しているとされています。


直接的な現金支給がいいのか、消費税の減税がいいのかなどの議論、また現金支給にしてもリーマンショック時の12000円をひとつの目安とする案から5万円程度、いやいやもっと大胆にと10万円程度支給すべき、更には所得制限をすべきなどの様々な意見や案が飛び交っています。


いずれにしても現金支給の方向で近日中にその概要などが公表されるものと思います。


こうした緊急の経済対策は平成209月に発生した連鎖的に発生した金融危機、いわゆるリーマンショックによる経済対策として、平成213月から「定額給付金」として、ひとりにつき12000円、65歳以上及び18歳以下は20000円を現金支給(振込含)しました。


この時安城市では約18万人の市民に約264000万円を支給しています。


また、同時に多子世帯の負担軽減などから第二子以降の幼児を持つ世帯にひとりにつき36000円を支給しました。

安城市では約3000人に約19000万円を支給しています。


まだ、記憶にある人は多いかと思います。


今回の新型コロナウイルス対策としての国が議論しているこの緊急経済対策もこの際の対策がひとつの議論の基準になっているかと思います。


個人的には今の状況から12000円では少しインパクトにかけるのではと思ってはいます。


支給額と共にここで重要なことは、この支給された現金が預貯金に回ってしまっては意味や効果が薄れてしまいます。


更にはこうした現金支給には効果として2つの側面がありますが、ひとつは生活支援、もうひとつは経済対策として個人消費を喚起して地域でお金を使ってもらいお金や経済を回すことです。


こうした対策は後者の地域経済対策の意味合いが大きいかと思いますが、そうした意味でも、最も重要なことは「この現金を使ってもらうこと」更には言えば極力地域で使う、消費してもらうことです。


繰り返しになりますが、預貯金に回ってしまっては効果が薄く、支給額の議論と共に重要なのは、どうやってこの現金を消費に誘導することができるかです。


国でもこうした議論はされてはいるかとは思いますが、私はここからはまさに地域の出番です。


地域の産業構造や人口分布など地域の実情がそれぞれ違い、それにより今回のコロナ関連で影響や被害などが違うかと思います。


地域の実情に応じて、より効果的な対策、対応をするには地域が自主的に行うのが望ましく、具体的にはひとつの手法として「プレミアム商品券」実施し、地域で消費してもらうことがひとつの大きな手法だと思っています。


更には地域の影響や被害が大きなところへ支援ができるようにすることでより、より効果や意味がありますので、今は客観的な具体的な数値は持ち合わせていなく私の肌感覚にはなりますが「飲食店」は売り上げ大幅減などかなり影響、被害を受けていると思います。


だからこそ、現金支給を消費に回す意味でのプレミアム商品券、そして更には影響が大きなところに手厚く支援できるように飲食店にプレミアム分を上乗せしたプレミアム商品券の実施がよいのではと思っています。


もちろん、飲食店同様に大きな影響が出ている他の業態があればそこにも使えるようにしていくべきだと思いますが、まずは、いち早く、安城市における影響の実態を的確に調査すべきであり、その具体的な影響を元に安城市独自のプレミアム商品券を実施すべきだと思います。


今年度も含めた過去のプレミアム商品券では、量販店用、市内中小事業者用、建設券用と実施していますが、


私は個人的にはこれに「飲食店用」を加える(プレミアム率を上乗せする)ことと共に、今回は量販店用は不必要だと思っていますし、場合によっては建設券についても不必要になることもあるかと思っています。


量販店はプレミアム商品券がなくても必要な物は購入しに行きますし、量販店側も大変かとは思いますが、体力がない地域の飲食店や小売店よりはまだ体力はあるかと思います。


いずれにしても今までやってきたことを単に前例踏襲するのではなく、前例にない事態に対して、前例のない対応、対策を的確、柔軟に実施すべきと思います。


私はお酒が飲めないのであまり飲み歩くことはありませんが、ただ、地域の飲食店は単なる食事の場ではなく、そこには食文化やコミュニティや社交場、日々の楽しみや生きがい、観光、ストレス発散など地域の人が暮らし、生活する上で必要な場、つまり街づくりのひとつでもあり、こうした場や文化は守り支援していく必要があります。


逆に考えて、好きな、行きつけの、みんなが集まれる、美味しい、人気のある、誇り高い、外から訪れる人がいるような飲食店がない街をイメージした時にこんな寂しいことはありません。


是非、こうした場や文化を守ると共に、多くの人が喜び、そこに笑顔溢れるようなものにしたいと思います。


ただ、こうした効果を生み出す為にも、何よりの地域経済対策はこのコロナウイルスが収束に向かうこと、そうした安全や安心が実感できることです。

でなければ、いくらなかなか人が外に出ることができません。


とは言え、今現時点でも、こうした業種は困っています。

時期やタイミングをしっかり見極めながら、適切、的確な柔軟で効果あるような、地域経済対策を行なっていきたいと思います。


一日も早くにコロナが収束し、安城市内の飲食店でたくさんの人、家族が出歩き、食べ歩き、飲み歩き、街なかで日常生活が戻ったことを祝いながら、たくさんの笑顔や喜び、賑わいで溢れる日が来ることを願っています。