本日は総務常任委員会でした。

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大きな議案としては、市営桜山住宅の建て替えの件がありました。

 

国からの補助金と起債によって建て替えをしますが、本市の財政状況が厳しい中で、建設事業者の応札が一社だったため、落札率が高どまりになってしまったことなどについて質疑しました。

 

最終的には、必ず建て替えをしなくてはならない市営住宅を今延期するとすでに水路工事等は進んでおり多額の国費の返還が発生してしまうことから、私も賛成し全会一致で可決されました。

 

建設予定地は、桜山の福祉会館の裏ということで、立地的にも緑に囲まれたよい環境です。

 

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(完成予想図)

市営住宅ということでは、これまで、ひとり親家庭への優先入居を行政に要望してきました。

 

このことについて検討状況を聞いたところ、昨年度から多世帯向けの部屋に1人暮らしの方は入居できないよう運用を変えたということでした。

 

優先枠ということではありませんが、この制度を変えたことで実質ひとり親家庭が入居できる倍率は上がっているとのことで、一歩前進かなと思いますビックリマーク

 

平成31年には建設予定ということで、10戸程度の空き募集がされます。(募集は市のHPや広報誌、市内の掲示板にされます)

  

市営住宅は、所得によって変わりますが3万円~5万円程度の安い家賃で、生活困窮の方にとって住環境の整備は最大の社会保障となります。

 

児童養護施設を卒業した子から家賃が負担になっている話を聞いていますぐすんひとり親家庭だけでなく、こうした自立支援が必要な若者にも市営住宅に入れるような政策を引き続き提案していきたいと思います。

 

今回の緊急財政対策案には、ひとり親家庭への福祉手当月6千円を3千円に縮小する案が示されていますが、もしそうした削減をするならば、市営住宅のひとり親家庭の入居優先枠を新たに設けるなど(当選しやすいよう抽選が2回行えるとか)救済案としてきちんとセーフティネットを張り、子どものいるひとり親家庭が安心して暮らせる環境整備には優先的に力を入れていくべきと考えます。