学校支援地域本部ってご存知でしょうか?
元リクルートの藤原和博さんが杉並区の和田中学校の校長をされていた時に発案されたもので、地域の志ある方が一緒になって学校の教育活動を支援するためのボランティア組織です。
逗子市でも平成21年頃から開始して、今では全小中学校に配置されています。
小学校ごとにその取り組みは様々で、校庭の芝生の手入れだったり、図書室の運営だったり・・
私も次女が通う小学校で時々参加させてもらっているのですが、それは読み聞かせボランティアです。
毎週木曜日の朝の時間、保護者が交代で絵本の読み聞かせをするというもの。
昨年から初めて、最初のうちは子どもの達じっーと見る視線にすごく緊張しましたが、今では子どもたちが笑ってくれたり、切ないシーンでは悲しそうな顔をしたり、反応も可愛らしくて毎回楽しみにしています
うちの子も木曜日は読み聞かせがあるから一番学校行くのが楽しみと。
1日に2人で大体2冊〜4冊読むんですけど、計算してみたら年間で約80冊。6年間で500冊近い絵本を読んでもらうことになるんですよね〜
絵本の読み聞かせの効果は、短期的にはすぐに出ないかもしれませんが、子どもたちの感性を育て自分を表現する力を育むということでは、これからの時代に必須スキルだと思います
私も小学生の頃、担任の先生に図書の時間読み聞かせをしてもらったことから本が好きになりましたし。
実は県内でも逗子市はとくに学校支援地域本部の取り組みがきちんと継続されていて活発な街なのです。
最近、学校の先生のオーバワーク、過重負担が何かと問題になっています。
いや〜学校の先生って聞けば聞く程大変な仕事です。女子生徒に無視され続けるとか。先生キライって言われたら先生も人間だから傷つきますよね
しかも今の子どもはSNS使って悪口書いたり…
まぁ本人達に悪気はそんなにないと思うので、親からの過干渉によるストレスのガス抜きだったり…先生方にはスルー力を身につけていただくしかないです。
中学校でも地域の方に運動部の顧問にどんどん入っていただくなどして、合理化できるところは徹底的に。
そして教員が授業に専念できて、子どもとゆったりした気持ちで向き合える環境づくりを進めるべきですね。
学校応援、地域本部。
子どもの教育を学校だけに押しつけるんじゃなくて、みんなでいい学校を作っていけたらいいと思います
余談 こんな記事を書いていたら藤原さん今は奈良市で校長先生をされてさらなる教育改革に着手されていました↓こちらの記事もご覧ください(^-^)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/skillup/16/081900007/082200004/?n_cid=nbpnbo_fbbn&ST=smart