先日の週末、労福協(労働者福祉協議会)主催の
新春おもちつき大会に参加してきました。

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浦賀にある体育館で、鎌倉と葉山の児童養護施設の
子ども達を招き、ゲームをしたりおもちを食べたり
して楽しく過ごしました。

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もち米は郵便局の関係者から無償提供いただき、
その量なんと60㎏!!

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ついてもついても終わりませんでした(^_^;)

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子どもたちの笑顔をたくさん見ることが出来て良かったです。



さて、横須賀に新しく出来た乳児院の園長先生もいらしており、
ご挨拶いたしました。


以前から、葉山も鎌倉も定員が満員で虐待の恐れがある子どもの
受け入れ先が足りないと耳にしていましたので、新しく施設が
出来たことは良いことだと受け止めています。


ただ、現状、児童福祉法第37条で乳児院には2歳まで、
それ以降は児童養護施設にうつることになっています。


乳幼時期に子どもが養育者との安定的なアタッチメント、
継続的かつ信頼できる情緒の絆を形成することは、この
時期一番重要なことです。

それまでようやく信頼関係を築けた大人との離別、環境の
変化は幼い子どもにとって大きな精神的ストレスです。

法の改正は国へ提言するとして、地方自治体でできることは、
虐待の恐れがある子どもを適切に保護すること。


保護先は、施設だけでなく、家庭的な環境で育つことができる
里親という選択肢も提示すべきと思います。


と、そのような事を考えていたら、市民の方からこんな活動が
ありますよ、と紹介していただきました。


NPO法人「環の会」
http://wa-no-kai.jp/

環の会(わのかい)では、
生みの親の事情があって育てられない子と、
子どもに恵まれない親とを養子縁組という形で
縁を結ぶ活動をしています。
会を発足してからは200組以上の家族が
縁を結んでいるとのことです。



行政だけでは限界があることも、こうした第三者機関と
連携することで出来ることの可能性が広がると思います。


引き続き、アンテナを広げてこうした支援活動も
続けていきたいと思います。