本日市役所で行われた逗子景観シンポジウムに参加しました。
いよいよ本年より逗子駅そして東逗子駅周辺地区の景観計画が施行される予定とあって、商店街関係者の方の出席も多かったように見受けられました。100名近い参加者が熱心に職員やパネリストの説明に耳を傾けていました。とくに逗子駅と東逗子駅の景観計画は、すでに新宿地区で施行されたものと大きな違いがあります。それは、計画地区のすべての建築物がルールの適用対象となる点です。
建物の色彩、屋外広告物(2㎡以上適用対象)、緑化、夜間照明などそれらに細かい規制がかかることになります。

今定例会の代表質問で私も取り上げましたが、景観計画は地元住民の合意なくしては、絵に描いたモチとなってしまう恐れが十分にあります。というのも景観計画自体法的強制力はそれほど強くありません。行政は建築行為に対し是正命令や勧告は出せますが今の景観条例の枠組みの中ではそこまでが限界です。そうしたことから、景観計画の該当地域の方には十分な周知、そしてなぜこのようなとりくみをする必要があるのかという十分な理解が求められます。


こうしたことから、今日のシンポジウムではパネリストの横浜市立大学准教授の鈴木先生が、横浜の伊勢崎町モールと元町商店街の比較をし、取り組みをした商店街としない商店街では将来的に大きな差が生じるなどと実際の街並みの写真をスライドで示しつつ丁寧な説明をされました。


逗子の地域ブランドをさらに上げるために、そしてこの景観計画がツールとして効果を発揮できるように、私も一緒に取り組んでいきたいと思います。



・・まずは、家の前の落ち葉を掃除しなくちゃです!