「翼になってあげようよ」という台詞に感激! | 劇映画 「長良川」
2016年01月18日 21時51分49秒

「翼になってあげようよ」という台詞に感激!

テーマ:ブログ
映画『長良川』計画の原作者松田悠八さんからお便りがあったのでご紹介します。(広報係S

 第39回日本アカデミー賞作品賞を受賞した映画『海難1890』を観てきました。題名から、いわゆるパニック映画系の作りかと思って出かけたのですが、そんなジャンルを超えた主題が盛り込まれた骨太の感動的な映画で、皆さんにご紹介したくて投稿しました──

 映画HPのHPから

1890年のこと、紀州和歌山沖でトルコの帆船「エルトゥールル」号が難破しました。トルコと日本の合作映画『海難1890』はその一部始終を丁寧に描いています。地元の人たちがいかに献身的に乗組員を助けたか─何冊かの本にもなっているこの事件をご存じの方は多いでしょう。

この遭難事件のほぼ1世紀後、1985年のイランイラク戦争の最中の出来事が、映画の後半に控え目に挿入されています。当時のイラク大統領フセインが突然制空権を主張しはじめ、イランに残された2百数十名の日本人は、日本の政府の不決断によって帰国のルートを断たれてしまったのです。

けれども、いわば国に見捨てられた日本人が、みごとに救われ帰国の途につきました。これは歴史的にも希有の救出劇として大きく報道されたのでご記憶の方も多いと思います。物語の感動的なエンディングは明かすわけにいきませんが、ただ幾つかの台詞──「翼になってあげよう」「自分たちには別の道がある」などが、とても印象的でした。

いつの時代にも、国とか政府は人々を見放すことがあり、見放された人々を救うのは、他でもないそれを見守っている身近な人々なのだというシンプルな真実を、この映画は強く訴えています。もしあのとき、2百人以上の人々を見捨てたままにしていたら、この国の評価はどれほど下がっていたことでしょうか。

世界のあちこちで硝煙の臭いが立ちこめ、不安が募る今、2百人の命が救われたあの1985年の事件に触れたこの映画は、一見の価値ありです。(本BLOGの映画計画はごく小さなものですが、『海難1890』にはとても励まされました。──松田悠八)

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