面白い動画を見つけました。もりぞーさんという方のちゃんねるらしいんですけど・・・。

 

 

 

大河ドラマの2000年からの大河ドラマの中での彼の中でのランキングだそうですが面白いことに私とほぼ同意見・・・。

 

ただ、「いだてん」が上位に入っているのを見て驚くと同時に私は正直、後悔しました・・・。

色々な方のご意見を伺ってみると非常に面白くドラマとしての完成度は高いそうです。

 

私は近代史ということで毛嫌い(というほどのつもりはなかったのですが)し、最初から1話どころか一瞬たりとも見ていないのです。

「そんなに面白かったのなら見ればよかったかな」なんて思います。

 

あと、もりぞー氏のランキングでは昨年の「麒麟がくる」が上位に入っていましたがこの動画は昨年の放送休止中に撮られたものであるようで私も思い出しました・・・。「麒麟がくる」は桶狭間の戦いのころまでは決して悪くなかったんですよね・・・。というより新しい描き方でなかなか面白いじゃないかと思ったものです。

ただ斎藤道三と義龍の一騎打ちなど、絶対にありえないシーンは苦笑しましたが・・・。それでもまあ、許せなくはなかったですね・・。

 

それが放送再開後、どうでもいい話をだらだらと続け架空の人物、それも単なる町人が時の征夷大将軍と親しげに言葉を交わすなどありえないシーンの連続で徐々に興ざめしていき見なくなってしまいました。もう少し我慢してみていればよかったのかなとも思いますがこのもりぞーさんが最終回まで見ての感想も同じであるか否か些か興味をそそられました・・・。

ただ・・、擁護するわけではないのですが明智光秀の前半生はほとんど記録にもなく創作が多くなるのは仕方なく、またコロナの影響で撮影スケジュールも大幅に狂ってしまったようで俳優陣のスケジュールも合わせるのが大変であったと聞きます。

池端氏の脚本が批判の対象となっているようですが昨年の事情ではある程度は仕方なく池端氏を責めるのは些か気の毒ではないかという気もしますが・・・。

 

私の中では2000年以降であると軍師官兵衛の評価がもう少し高いのですが清盛の1位は不動です・・・。

ここままで完成度の高い大河はちょっとないのではないかと思います。

逆に言うと完成度が高いがゆえに歴史マニア以外の人からは支持を得られなかったのかもしれません。

 

そしてワーストの4つのドラマ、江、花燃ゆ、八重の桜、おんな城主直虎は私とワーストと完全一致しました・・・。

女性が主人公の大河は記録が乏しく創作が増えるのは仕方ないにせよ江などは辻褄が合わないことが多すぎて創作するにせよもう少しあり得る設定にしてほしかったと思いますし、以前も書きましたが家光、忠長の兄弟がまるで和解したかのようなハッピーエンドは呆れましたね・・。

 

新島襄は知っていましたその妻八重は全く知らず歴史的に何かを成し遂げたというほどのこともない。吉田松陰の妹、杉文も久坂玄端が松陰から妹をもらってくれと言われた時に不細工であったためほんとは嫌だったという話を聞いた程度しか知りませんでした。そして新島八重同様に歴史的に何かを成し遂げたものでもなく大河ドラマの主人公には相応しいとは思えませんでした・・・。

 

直虎に関しては実在したかどうかも定かではない人物で愛する人の死、いじめなどの設定はありきたりで面白みにも欠けました。唯一家康の妻、築山と嫡男信康の自刃に関しては新しい解釈、それもけしてありえなくはない話であると思えることはよかったんですけどね・・・。結局はそれだけでした・・・。あと子役の女の子が可愛かったですね・・・。

 

女性を主人公にすることは全然悪くないと思うんですよ・・・。

 

でも歴史にさほど興味もないフェミニストの「女性が活躍するストリーにしてほしい」などというくだらない意見に惑わされて無理やり女性を主人公にして無理やりなストーリーで作成してしまう、言い換えれば時代に媚びるとかえって大河離れを引き起こしてしまう要因になってしまうということではないでしょうか・・・。

 

主人公にだれを持ってくるにしても「女性だから」という理由でやるのはやめてほしいですね・・・。